Android 7.0&2万円台前半なら、まだまだ魅力的
「HUAWEI P9 lite」
ミドルクラスの定番SIMフリー機として、1年以上のベストセラー製品の地位を築いている「HUAWEI P9 lite」。後継機のP10 liteも登場したが、価格がジリジリと下がり、今では約2万2000円前後で購入可能。MVNOのセットモデルでさらに割り引かれるケースもあるので、まだまだ魅力的だ。
スペックは、ディスプレーはフルHDの5.2型液晶、CPUはオクタコアの「Kirin 650」(2GHz+1.7GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン8メガ)、3000mAhバッテリー、指紋センサーなど。内蔵ストレージだけは小さめだが、性能自体は充実しているほか、OSも早々にAndroid 7.0にアップデートした。
メタルフレームの薄型筐体に加え、機能面でもファーウェイの上位モデルを継承しているのも大きな特徴で、高速認証&端末操作が可能な指紋センサーや、豊富な機能を備えたカメラにも注目である。
薄型の金属筐体に5色のカラバリ、独自のUIも
「SAMURAI REI」
FREETELが昨年5月にリリースした「SAMURAI REI(麗)」。アルミ筐体を採用し、厚さ7.2mm/136gという薄型軽量を実現している。発売当初から価格も下がっており、量販店ならポイント込みで2万円前後。それでいて後述するなかなかのスペックを持っている。
具体的には、フルHD解像度の5.2型液晶、MediaTek製のオクタコアCPU、2GBメモリー、32GBストレージ、13メガカメラ(イン8メガ)、2800mAhバッテリー、指紋センサーなど。前面下部にあるホームボタンは独自仕様で指紋センサーを内蔵。軽いタッチで「戻る」、ダブルクリックで「アプリ履歴」、長押しで「検索」と、1つのボタンで主要な端末操作が可能。ナビゲーションバーを消せるので、ディスプレーの表示領域を最大限活かせる。
カラバリは5色も用意されており、特にスカイブルーは爽やかさが印象的だ。
Alcatelの安価なモデル「SHINE LITE」は
2万円強なのに安っぽさがないデザインが○
「SHINE LITE」はデザインが魅力のAlcatelのエントリー機で、実売価格は約2万2000円。スペックもHD解像度の5型液晶、CPUはクアッドコアのMediaTek MT6737(1.3GHz)、2GBメモリー、16GBストレージ、13メガカメラ(イン5メガ)、2460mAhバッテリー、Android 6.0など。価格相応ではあるが、指紋センサーを搭載しているのはプラス要素。
注目したいのはやはりデザイン。すごく高級感があるとは言いがたいが、背面にはガラス素材を使用。ラウンド処理に加えて、ピュア・ホワイト、サテン・ゴールド、プライム・ブラックという3色のカラバリはシンプルながらも、どれも個性的で美しい。コスト重視でも、安っぽいスマホは嫌だという人にもオススメできる。au VoLTEにも対応し、UQ mobileなどからもセット販売が行なわれている。
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次回はさらに安価なSIMフリースマホを紹介する【エントリー編】を予定している。1万円以下のスマホや今時珍しい、4型台のコンパクトモデルも存在する。お楽しみに。