カメラ画質を風景と夜景撮影で比較
次に、iPhone XとGalaxy Note8のリアカメラの画質をチェックしていこう。どちらも約12メガのデュアルレンズ構成で、広角側はF値1.7~1.8とレンズが明るい。
■風景撮影(日中)
両端末とも解像感は細部まで高い。比較すると、Galaxy Note8の方が若干コントラストが高い。
■風景撮影(夜間)
夜景を撮り比べると、手前の描写こそほとんど差はないが、iPhone Xは奥の灯りなどの細部が若干潰れてしまっている。
SNS映えを狙おう! 特殊撮影機能を比較
最後に、両端末の特殊撮影機能も見ていこう。iPhone Xでいつもとひと味違った写真を撮ってSNSなどに貼り付けたいなら、「Live Photos」機能を使ってみよう。これは、シャッターを切った前後1.5秒ずつ、合計3秒の映像と音声が保存できる。さらにおもしろいのは、撮影した映像にさまざまなエフェクトをつけられること。例えば「ループ」モードにすると、映像が延々と繰り返されるのだ。他にも夜景などを撮影する際の定番テクニックである長時間露光にすると、ブレた写真になる。Live Photosは、ロック画面にセットすることも可能だ。
Galaxy Note8で特に便利な機能が、望遠と広角の2枚を同時に撮影することができる「デュアルキャプチャ」機能だ。先述の「ライブフォーカス撮影」を起動すると、デフォルトでオンになっており、1回シャッターを切るだけで、望遠と広角側両方の画角で撮影できる。ただし、撮影時は望遠でしかシャッターを切れないため、広角側の画角は撮影後にチェックをする必要がある。また、「バーチャルショット」機能もおもしろい。被写体の周囲をぐるりと回って撮影すると、そのまま保存され、スマホを傾けたり動かすとさまざまな角度から見ることができる。