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「iPhone X」「Galaxy Note8」 スマホ超高性能2機種おすすめはどっち? (2/3)

文●藤原達矢(アバンギャルド) 編集●ASCII編集部

2018年02月21日 17時00分

カメラ画質を風景と夜景撮影で比較

 次に、iPhone XとGalaxy Note8のリアカメラの画質をチェックしていこう。どちらも約12メガのデュアルレンズ構成で、広角側はF値1.7~1.8とレンズが明るい。

■風景撮影(日中)

iPhone Xの作例

Galaxy Note8の作例

 両端末とも解像感は細部まで高い。比較すると、Galaxy Note8の方が若干コントラストが高い。

■風景撮影(夜間)

iPhone Xの作例

Galaxy Note8の作例

 夜景を撮り比べると、手前の描写こそほとんど差はないが、iPhone Xは奥の灯りなどの細部が若干潰れてしまっている。

SNS映えを狙おう! 特殊撮影機能を比較

 最後に、両端末の特殊撮影機能も見ていこう。iPhone Xでいつもとひと味違った写真を撮ってSNSなどに貼り付けたいなら、「Live Photos」機能を使ってみよう。これは、シャッターを切った前後1.5秒ずつ、合計3秒の映像と音声が保存できる。さらにおもしろいのは、撮影した映像にさまざまなエフェクトをつけられること。例えば「ループ」モードにすると、映像が延々と繰り返されるのだ。他にも夜景などを撮影する際の定番テクニックである長時間露光にすると、ブレた写真になる。Live Photosは、ロック画面にセットすることも可能だ。

iPhone XのLive Photosで保存した写真には、「Live」「ループ」「バウンス」「長時間露光」の4種類のエフェクトを適用できる

長時間露光を適用すると、 動いている人を残像のように撮影することもできる

 Galaxy Note8で特に便利な機能が、望遠と広角の2枚を同時に撮影することができる「デュアルキャプチャ」機能だ。先述の「ライブフォーカス撮影」を起動すると、デフォルトでオンになっており、1回シャッターを切るだけで、望遠と広角側両方の画角で撮影できる。ただし、撮影時は望遠でしかシャッターを切れないため、広角側の画角は撮影後にチェックをする必要がある。また、「バーチャルショット」機能もおもしろい。被写体の周囲をぐるりと回って撮影すると、そのまま保存され、スマホを傾けたり動かすとさまざまな角度から見ることができる。

「デュアルキャプチャ」機能は望遠側と広角側を同時に撮影できるのが便利。望遠側は撮影後に「背景ぼかし」を調整することも可能だ

「バーチャルショット」モードは、被写体の周囲を回って撮影でき、さまざまな角度から被写体を見返すことができる

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