手ぶれが抑えられるだけでスムーズな動画になる
アプリを起動し「接続します」をタップして「OSMO Mobile 2」に接続したら準備完了。本体には4つしかボタンがないので、操作は難しくない。電源が入った状態で、電源ボタンを軽く1度押すと、ジンバルのオンオフを切り替えられる。2回軽く押すとスマホがセンター位置に戻り、3回押すとインカメラとメインカメラを切り替えられる。
また、アナログスティックを左右に動かすと、ジンバルのパン軸が左右に動き、上下に動かすとチルト軸が上下に動く。録画ボタンを押すと、動画モードなら録画がスタートし、静止画モードならシャッターが切れる。静止画モードでボタンを長押しすれば、バーストショット撮影になる。そして、左側面のズームスライダーでズームが行なえる。
基本的に片手で操作できるのだが、普通に持っているポジションからズームスライダーを親指で動かすのは難しかった。面倒なら、両手を使う方が早いかもしれない。
ジンバルが効いていると少々本体が動いても、ぶれを吸収してくれるので映像が揺れなくなる。歩いて撮影した動画も、カメラが固定されているように感じる。ただこれだけで、被写体にかかわらず、プロっぽく感じてしまう。
試しに、階段を降りたり、テトラポッドの上を歩いた動画を撮影してみた。iPhoneを手持ちで撮影した動画は想像通り、体の動きに合わせてぶれている。テトラポッドの上を歩いている動画は動きが激しく、見ているだけで酔っ払ってしまいそうだ。
同じ場所で撮影した「OSMO Mobile 2」の動画だと、なめらかになっている。わざとぶれるようにしているのに、それほど気にならないのだ。車や船上など、例え手ぶれに気をつけても乗り物そのものが動くような場合でも、安定した動画を撮れるのもすごい。
スマホカメラ撮影で階段を降りてみた
スマホカメラ撮影でテトラポッドの上を歩いてみた
「OSMO Mobile 2」撮影で階段を降りてみた
「OSMO Mobile 2」撮影でテトラポッドの上を歩いてみた
船は上下しているのに、映像はぴったりと水平を保っている