Gather roundとは
続いて、コピーです。昨年は「Let's Meet at Our Place」というコピーが招待状に添えられていました。Appleの新しい本社であるApple Parkでの初めての開催となった2017年9月のスペシャルイベントにふさわしいタイトルと言えます。
今回のコピーは「Gather round」。
一般的には周りに集まる、寄せ集める、といった意味合いで使われます。前回のように、世界中のプレスをApple Parkに集める、というまっすぐな解釈をすることができます。そうでなければ、どんな示唆を読み取ることができるでしょうか。
たとえば、キャンプファイヤーの周りを取り囲むときにもこのフレーズを使ったりしますが、真っ先に浮かんだのは、「Yum.」のキャッチコピーで知られるカラフルなiMacの広告でした。
検索すると、eBayで販売されている1999年のiMacの広告を発見することができました。こんなアートワークや展示で、新型iPhoneが紹介されると、なんとなく「Gather round」が伏線になるのかもしれない、というわけです。