松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析

アップルiPhone 5cリベンジか (4/4)

文●松村太郎 @taromatsumura

2018年09月04日 09時00分

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そんなにたくさんの新製品が出ないかも、と思いはじめた理由

 そして最後に、昨年のSteve Jobs Theaterで開催したイベントを取材した際のビデオを用意しました。まずは、Apple Park Visitor Centerからレセプションを通過して、シアターまでの道のりのビデオ。


 続いて、ロビーからシアターへ下って、最後列を確保したときのビデオです。


 このビデオの4分以降の部分を見ると、シアターのフロアの広報に巨大な壁で仕切られたスペースがあります。イベント終了後に、この壁が解放され、タッチアンドトライコーナーが現れる仕組みになっています。

 展示台が3つあり、iPhone 3モデル、Apple Watchに触れられるようになっていますが、取材をしていて、適度なスペースとデモ機の台数だった、という印象でした。逆に、これ以上製品が増えると、取材体験としてはかなり低下してしまうのではないか、と思いました。

 まだ見ぬ新たなギミックが隠れているのか、あるいはiPhoneとApple Watchを中心としたイベントにとどめるのか、2週間後のお楽しみということになります。


筆者紹介――松村太郎

 1980年生まれ。ジャーナリスト・著者。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)。またビジネス・ブレークスルー大学で教鞭を執る。米国カリフォルニア州バークレーに拠点を移し、モバイル・ソーシャルのテクノロジーとライフスタイルについて取材活動をする傍ら、キャスタリア株式会社で、「ソーシャルラーニング」のプラットフォーム開発を行なっている。

公式ブログ TAROSITE.NET
Twitterアカウント @taromatsumura

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