●政府はアップルのスタンスを吟味すべき
アップルでは、ユーザーのプライバシー保護を第一に考えている。5月に欧州で施行された、企業に厳格な個人情報保護を求める「一般データ保護規則(GDPR)」、アメリカ連邦議会で検討が進むプライバシー保護の取り組みに対しても、ティム・クックCEOは支持を表明している。
一口に「プラットフォーマー」と言っても、個人情報の取り扱いに関する企業のポリシーはそれぞれ異なる。日本政府は、まずそれそれのプラットフォーマーがどういったスタンスで個人情報を取り扱っているかをよく吟味してから、規制を整備していくべきだろう。