●利用者以外も被害にあう可能性
どこかで流出したクレジットカード番号を悪意のある第三者が利用すれば、PayPay上で簡単にクレジットカードを複製できてしまうようなものなのだ。
プラスチックのカードがなくても番号さえわかれば複製できてしまうという恐ろしい状況になっている。
PayPayユーザーかどうかは関係なく、クレジットカードを持っているすべての人(ただしPayPayは現在、JCBには非対応なので、VISA、マスター、ヤフーカード所有者)は、今後きちんとカード会社からの請求書を見て、PayPayで不正利用されていないかチェックする必要がある。万が一身におぼえがないPayPayの請求があれば、すぐカード会社に問い合わせたほうがいいだろう。
普段使っているカードだろうが、引き出しに入れっぱなしのカードだろうが関係ない。持っているすべてのクレジットカードで気をつける必要がある。
おそらく今後カード会社でも不正利用があったどうかの調査を進めることだろう。カード会社には一般ユーザーが途方にくれるようなことにならないよう、徹底的な調査をぜひともお願いしたい。