ソフトバンク回線の格安SIMを選ぶ際の注意点
ソフトバンク回線の格安SIMといえば、MVNOではmineo、LINEモバイル、nuroモバイル、b-mobile、QTモバイルなどが、さらにサブブランドのY!moileもある。
注意する点は、利用する回線によって料金やサービスが変わるケースがあること。たとえば、3キャリア体制を最初に導入したmineoの場合、au回線の音声通話付きSIMの3GBプラン料金は月額1510円であるのに対して、ソフトバンク回線では1950円と1.3倍だ。nuroモバイルやQTモバイルも、ソフトバンク回線は高い料金設定がなされている。
一方で、LINEモバイルのようにドコモ/au/ソフトバンクで料金が共通のサービスもある。b-mobileはプランによって対応ネットワークが異なるため一概には言えないが、ドコモ回線と同額のものもある。
サービス内容も同一ではない。ネットワーク側の留守番電話はソフトバンク回線には必ずついているのだが、ドコモ回線は別途有料のオプションとなる。
こうしたマルチキャリアのSIMを、ドコモ回線での月額料金を確認して、ソフトバンク回線で申し込んだら割高な料金だったり、あてにしていたサービスが提供されないというケースも考えられるので、内容をよくチェックしてから契約したい。
また、SIMロックがかかったソフトバンク端末を使う場合は、同じソフトバンクでもSIMの種類が複数あり、iPhone用/Android用などから適切なものを申し込まないと使えないことになる。SIMロックを解除した端末やSIMフリー機ならあまり問題にならないはずだが、格安SIM事業者の対応表で確認しておくことを強くおすすめしておきたい。