標準でついてくることが多い留守番電話に注意
また実際に利用するうえで注意したい点がもう1つある。前述のようにドコモ回線の格安SIMでは留守番電話は原則有料のオプションなのだが、ソフトバンク回線やau回線の場合、留守番電話のオプションが無料でついていて、最初からオンになっているケースがある。
現在ではキャリア側が用意する留守番電話を使わない人も多いだろう。電話が通じないならメールやSMS、SNSなどで用件をすませてしまうからだ。なのに留守番電話機能があると、かけてきた相手は通話料がかかり、自分も留守番電話を聞くためにやはり通話料がかかる。また、知らない間に留守番電話にメッセージが溜まってしまうことも考えられる。
ソフトバンクネットワークを開通したときは必ず留守番電話の状態を確認しておくべきだが、ソフトバンクでは留守番電話の停止は1410なのだが、格安SIMの場合は違うことがある。LINEモバイルの場合、専用番号に電話してプッシュボタン操作をする必要がある。
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ソフトバンクのスマートフォンで使うことが前提と考えられることも多いソフトバンク回線の格安SIMだが、一部のスマートフォンで使う場合に便利なことがあることもわかった。
また、フェイルセーフのためにドコモ/au/ソフトバンクと3つのネットワークの回線を維持しておきたい人にも有益。mineo、LINEモバイル、nuroモバイル、b-mobile、QTモバイルなど、ソフトバンク回線の格安SIMを1度活用してみてほしい。