松村太郎の「アップル時評」ニュース解説・戦略分析

2020年が「iPhoneの年」になる理由 (3/4)

文●松村太郎 @taromatsumura 編集● ASCII

2020年01月29日 16時00分

●iPhoneの年、皮切りは廉価版?

 iPhoneの年、2020年の皮切りとなりそうなのが、廉価版のiPhoneです。2019年からその登場が指摘されており、昨年10月に本連載でも採り上げました。

 その際に、どんなiPhoneになるのか、について前例から次のように予測しました。

・2016年登場のiPhone SEが、
・その時点で最新機種だったiPhone 6sの性能を、
・2年前のiPhone 5sのボディに詰め込んだ
・400ドル以下のスマートフォン


 として登場していましたので、2020年に登場するiPhone SEの後継モデルも、

・A13 Bionicと1200万画素カメラを搭載し
・2年前、2017年モデルのiPhone 8のボディを活用した
・400ドル以下のスマートフォン


 と予測したのです。

 BloombergはA13 Bionicチップの製造を担当するTSMCが、増産の発注を受けたことを報じました

 その前日の記事で、Bloombergは廉価版iPhoneが2月に量産を開始することを伝えており、「A13 Bionicを廉価版iPhoneに採用するのではないか?」という筆者の予測と重なる部分もありそうです。

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