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【レビュー】IIJmioのeSIMを「HUAWEI WATCH 4」に入れてみました! (4/4)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●飯島恵里子/ASCII

2024年04月06日 12時00分

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海外ではドコモがローミングする事業者のネットワークにつながった

海外渡航先でも日本からの電話を着信

 筆者はHUAWEI WATCH 4を試している期間に、取材と遊びでスペインに行く機会がありました。IIJmioの音声eSIMは電話の海外ローミングに対応しており、日本にいる家族に電話をかけてもらったところ、問題なく着信できました。ただし、データ通信の海外ローミングには対応していないので、その動作は未確認。

家族からの電話もキャッチできた

 なお、家族から電話をかけてもらう際、eSIMの電話番号を確認するのに苦労しました。HUAWEI WATCH 4の「設定」画面では見当たらず、「HUAWEIヘルスケア」アプリでも見当たらず、IIJmioを申し込んだ際のメールを探し出して確認した次第。

 スマートウォッチのeSIMは、スマホと同じ番号が使えたほうが便利でしょうし、ウォッチが独自の電話番号を持つことにメリットを感じる人がどれくらいいるのかはわかりません。本機では無理だとしても、つぎのモデルではぜひワンナンバーやナンバーシェアなどの番号共有に対応させてもらいたいものです。HUAWEI WATCH 4のeSIMは4Gまでなので、米国からの制裁など、そのあたりの問題は支障ないと思うんですよね。あくまでも個人の感想ですが……。

筆者紹介――村元正剛
 iモードが開始された1999年から携帯電話市場を追い、新機種のレビュー記事などを多くの雑誌やウェブに寄稿。最近はスマートウォッチやワイヤレスイヤホン、スマートスピーカーなど、スマホとつながるデバイスにも興味を深めている。編集プロダクション・ゴーズの代表で、スマホ関連の書籍/ムックの編集も手がけている。

 

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