近年のYouTubeやSoundcloud、ニコニコ動画などの環境整備にともない、誰もが自作の音楽をもってウェブ上でデビューすることが簡単になってきました。とはいえ、いざ楽曲を作ろうとすると、楽器を弾けるわけでもなく、歌が得意というわけでもない、そもそも何から手をつけたらいいのか分からないという方も多いはず。
PCと様々な機材を用いたDTM環境もかなりお手ごろな値段で導入できるようになってきたとは思いますが、DTMよりさらに簡単でより気軽に音楽を制作できる環境はないものか。そこで藤村はiPadとアプリを用いて、誰でも簡単に楽曲が作れる、自宅録音環境というものを考えてみました。
必要なものとしては
- iPad/iPhone
- ヘッドフォンまたはPC用モニタースピーカー
- 録音/トラック制作用アプリ
以上の3つです。
iPadはあえて初代を選びました。価格が最もお手ごろで手に入れやすいという点と、処理能力が低くてもそれなりに快適に使えないようではDTMの代用足りえない、という考えからの選択です。
ヘッドフォンはソニーの"MDR-CD900ST"を。スタジオの定番であるプロ仕様のヘッドフォンですが、特別音がイイと言うよりは音の歪みや潰れのチェックがしやすいという一点において採用しました。
録音用のアプリには"Music Studio"をメインに使用していきます。Music StudioはMIDIデータだけでなくWAVデータも使用できるので、他のアプリで作成して書き出したオーディオデータなども読み込んで使っていけます。プリセットの音色のレベルも高く、ドラムのサンプルパターンなども満載。内蔵エフェクトも充実しており、シンプルかつ使いやすいアプリということで採用しました。
Music Studio | |||
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価格 | 1300円 | 作者 | Alexander Gross |
バージョン | 2.2.1 | ファイル容量 | 340.1 MB |
カテゴリー | ミュージック | 評価 | (4.5) |
対応デバイス | 全機種 | 対応OS | iOS 5.1以降 |
では実際に3つを使って楽曲を制作しながら、宅録のレポートをしていきたいと思います!