スタートアップから生まれたスマホ
キーボード付の「F(x)tec Pro1」
IFA2019開催前日にスタートアップ企業を集めたイベント「ShowStoppers」が開催され、イギリスのFX TechnologyがQWERTYキーボードを搭載したスマートフォン「F(x)tec Pro1」を展示していた。
「F(x)tec Pro1」は5.99型(2160×1080ドット、アスペクト比19:9)、左右の角を落としたエッジ形状の有機ELディスプレーを搭載。いわゆる「ノッチ」の欠き取りはない。CPUはSnapdragon 835でメモリー6GB、内蔵ストレージ128GB、外部メモリーは最大2TBのマイクロSDカードに対応する。
カメラは背面側に1200万画素(F1.8)と500万画素(F2.0)を搭載、前面には800万画素を搭載する。バッテリーは3200mAhで、最大待ち受けは480時間、クアルコムのQuick Charge 3.0に対応する。
本体右側面(キーボードを引き出したときは手前側)には左からカメラボタン、指紋認証センサー、電源ボタン、音量調整ボタンを搭載する。
本体左側面にはボタン類は無く、SIMカードスロットを搭載する。SIMカードトレイは最近のXperiaのようにSIM抜き出しピンを必要とせず爪をいれて引き出せる形状。トレイにはSIM2枚が入る。
本体は左右にスピーカーを搭載する。上部側には3.5mmヘッドフォンジャックとスピーカー、下部側にはUSB Type-C端子とスピーカーを搭載する。
OSはAndroid 9.0をプリインストール。UIはキーボード端末に特化したものではなく、素の状態のOSが搭載されている。なお別途LinuxやSailfish OSの導入も可能とのこと。