ファーウェイが最新スマホ「HUAWEI P40」シリーズを発表しました。カメラを中心に進化を続けるフラグシップのPシリーズとして、今回も圧倒的なスペックのカメラを搭載してきました。ただ、気になるのはファーウェイ独自のアプリ基盤です。
今回はグローバル版の評価機を試用しましたが、国内の技適をまだ取得していないため、通信が必要な部分はUSB経由で有線LANを利用しています。
■今回も圧倒的なスペックのカメラを搭載
ここ数年、ファーウェイはHUAWEI Pシリーズの発表会を3月にパリで開催してきたものの、今回は昨今の社会情勢によりオンラインでの開催になりました。
その中で、4月7日より世界各国で販売されるのが「HUAWEI P40 Pro」です。最大の特徴であるリアカメラは、5000万画素の広角カメラや光学5倍ズームの望遠カメラなど4眼を搭載。メインのイメージセンサーは1/1.28型とさらに大型化しています。
カメラアプリは焦点距離35mm換算27mm相当(以下同)の広角を中心に、18mmの超広角、135mmの5倍、269mmの10倍に対応。手動操作により最大1346mmの50倍デジタルズームで撮影できます。手持ちで50倍が撮れる強力な手ぶれ補正も健在です。
インカメラは前モデルより大型化し、画面左上には大きな黒い穴が目立つデザインになりました。その代わり深度カメラが加わったことで赤外線を利用した強固な顔認証に対応するなど、機能強化によるトレードオフになっています。
ディスプレーには画面内指紋センサーを搭載しているため、マスクをしているときでも指紋認証で画面ロックを解除できるのは便利です。