Windows情報局ななふぉ出張所

ファーウェイ「HUAWEI P40 Pro」仕上がりは本気だが、グーグルなしで生き残れるか (2/3)

文●山口健太 編集● ASCII

2020年04月07日 09時00分

■アプリ基盤にはHMSを採用

 基本性能について、HUAWEI P40 Proは最新プロセッサーの「Kirin 990 5G」を搭載。5Gによる通信機能はまだ試すことができていないものの、スマホ全体の使用感は非常に滑らかで快適です。本体デザインもしっとりした質感に仕上がっています。

フラグシップモデルとして申し分ない、すべすべした質感のシルバーフロスト色

 新機能として、電源ボタンを長めに押して起動する音声アシスタント「Celia」が加わりました。Googleアシスタントではなくファーウェイ独自のアシスタントという位置付けです。まずはイギリス英語などから実装されており、今後の日本語対応が期待されます。

 ただ、多くの人が気になっているのはアプリ基盤でしょう。ファーウェイは米国からの禁輸措置によりグーグルのモバイルサービス(GMS)を搭載できない状態が続いています。HUAWEI Mateシリーズに続き、今回からHUAWEI PシリーズもGMS非搭載となっています

AppGalleryには「楽天市場」など日本向けアプリも少しずつ増えてはいる

 GMS非搭載のモデルでは、Google Playストアからアプリやゲーム、コンテンツをダウンロードすることができません。ファーウェイ独自のアプリストア「AppGallery」には、日本向けのアプリも少しずつ増えてはいるものの、国内の人気アプリが揃うにはまだまだ時間がかかりそうです。

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