荻窪圭の“這いつくばって猫に近づけ”

Xperia 1 VIIIは望遠カメラが神進化! 警戒心ゼロの距離で撮る極上猫スナップ

文●荻窪 圭/猫写真家 編集●ASCII

2026年05月28日 12時00分

Xperia

長毛の白子猫ってそれだけでなんかあざといよね。おもちゃを手にちょっと首を傾げるさまとかずるい。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 ソニー・Xperiaシリーズのフラッグシップといえば「Xperia 1シリーズ」なのだけど、なんといつの間にか8代目になってた。Xperia 1 VIIIである。一足先に試させてもらったので、さっそく猫を撮ってきた。

望遠のセンサーサイズが大きくなって猫が撮りやすくなった

 今回のポイントはカメラユニットのデザインが変わったこと(3つ縦並びから、矩形並びに変更)、望遠カメラがより高画質になったこと、AIカメラアシスタントなるAIが「ここはこういう設定で撮ってはどうでしょう?」という候補を出してくれる機能が新しく搭載されたことの3つなのだが、猫を撮るとなるとやっぱ望遠カメラの性能アップかな。

 前モデルでは光学ズーム望遠カメラだったけど、画素数は1200万画素どまりで、ほかの2つのカメラに比べて画質面で不利があった。今回は光学ズームをやめた代わりにセンサー性能を上げたのである。

 そして従来からの得意なポイント、猫瞳AFと高速連写だ。

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純正のケースに入れたXperia 1 VIII。純正ケースに入れるとカメラユニットのでっぱりがなくなる。望遠カメラが4800万画素にアップしたことでトリプル4800万画素に

 そんなわけで、4匹の子猫がデビューしたばかりでにぎやかな「保護猫シェルターqueue」にお邪魔。

 白いふさふさ子猫がおもちゃで遊んで貰ってたので、さっそく70mm相当の望遠カメラで撮ったのが冒頭写真。そして、俺も遊びたいとやってきた薄墨色の猫。毛のふさふさっぷりが一緒なので兄弟かと思う(多頭崩壊した家から引き取ったそうで、兄弟なのかどうかは判明してないそうな)。

 でもこの写真、よく見ると後ろにも何やら不穏なポーズ撮ってる猫が。

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手前からのっそりやってきた薄墨猫に気を取られているうちに、後ろからそっと狙ってる薄茶トラハチワレが。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 このあとどうなったのか。おもちゃそっちのけで、にらみ合ったりしてるのだった。子猫は面白い。

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白猫を挟んでみつめあう2匹。おもちゃのことは忘れたらしい。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 新子猫4匹のうち、一番気になってるのが、後ろ姿が見えてる薄墨色の長毛種。名前は……忘れた。黒でも白でも灰色でもなく、薄墨ってのがしっくりくる感じでしかも長毛でふわふわなのが目に付くのだ。

 この猫、なかなか気まぐれで遊んでくれたりくれなかったりする。とりあえず紐に食いついた。

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広角カメラで真剣なまなざし。捕まえたら離さない系で、時にはおもちゃをくわえて持って行ってしまうのだった。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 よし遊ぶぞ! ってんで、Xperia 1シリーズが得意な連写で撮ってみた。身体は右を向いてるのに、上半身はおもちゃを追って反対方向にぐにっと捻ってる軟体っぷりが猫らしくていい。

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上半身を器用に捻ってるとこがいい。シャッタースピードを速くして連写したなかから一番可愛いポーズをセレクト。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 この薄墨猫をよく見ると、白がまじってたり、トラっぽい縞がうっすらと出てるので、大人になるにつれ模様が変わっていくかもしれない。

マクロ撮影もしやすくなって、猫にかなり寄れるように

 今回「これはいい」と思ったのが、望遠カメラで結構寄れること。前モデルまではテレマクロモードを持っていてめっちゃ近寄って撮れたのだけど、マニュアルフォーカスのみで気軽に使う機能とは言いづらかった(特に猫をテレマクロで撮るのは難しかった)。

 Xperia 1 VIIIはそこまで寄れないけど、オートフォーカスで普通に顔のアップくらいはいけるようになったのだ。

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猫瞳AF炸裂中のXperia 1 VIII。望遠でかなり寄れる。5.8倍に上げればもっといけます

 スマホの望遠カメラって意外に寄れないものが多いのだけど、Xperiaは違うのである。

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指先に向かって寄ってきた猫を70mm相当の望遠で。この距離でイケるのは、猫飼いにはうれしい。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 しかも、望遠カメラの2倍……、つまり140mm相当を使えばいい感じにぐぐっと寄れる。

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猫に意識されない距離でアップを撮るってときにいい140mm相当の望遠カメラ。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 ではいったいどこまでアップで撮れるのか。うちの黒猫あめで試してみた。

 140mm相当でこれである。寝ころんでスマホを構えてる私の姿がめちゃ写ってる。ヤバい。

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ピントが合うギリギリの距離まで近づいて、140mm(5.8倍)にして撮ったうちの猫の瞳。テレマクロに強いといって過言じゃなさそう。2026年5月 ソニー Xperia 1 VIII

 今回のXperia 1 VIII。フラッグシップ機だけあって、薄くてコンパクトなわりに高性能でいろいろと強化点はあるのだけど、猫撮り的には、望遠カメラが光学ズームじゃなくなったけど、そのぶんセンサーサイズが大きくなって画素数も増えて、しかも相変わらず猫瞳AFも優秀なのが魅力的なのだった。

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筆者紹介─荻窪 圭

 
著者近影 荻窪圭

老舗のデジタル系フリーライター兼猫カメラマン。今はカメラやスマホ関連が中心で毎月何かしらのデジカメをレビューするかたわら、趣味が高じて自転車の記事や古地図を使った街歩きのガイド、歴史散歩本の執筆も手がける。単行本は『ともかくもっとカッコイイ写真が撮りたい!』(MdN。共著)、『デジタル一眼レフカメラが上手くなる本』(翔泳社。共著)、『古地図と地形図で楽しむ東京の神社』(光文社 知恵の森文庫)、『東京「多叉路」散歩』(淡交社)、『古地図と地形図で発見! 鎌倉街道伝承を歩く』(山川出版社)など多数。Instagramのアカウントは ogikubokeiで、主にiPhoneで撮った猫写真を上げている。Twitterアカウント @ogikubokei。ブログは http://ogikubokei.blogspot.com/

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