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アップル「M1版Mac mini」意外なほど使えるマシン (3/3)

文●山口健太 編集● ASCII

2020年11月19日 09時00分

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■インテル版Macとは何だったのか

 インテル版Mac miniとの性能比較では、すでに多くの報告が上がっているようにM1版Mac miniが圧勝しています。シングルコア性能はCore i9を超えており、マルチコアでもM1を打ち負かせるのは10コア以上のiMac Proといったプロ向け製品に限られるようです。

Geekbench 5の実行結果。非常にスコアが高いだけでなく、発熱も少ない

 Mac miniユーザーを悩ませてきた問題として発熱があります。インテル版Mac miniの本体は熱を持ちやすく、背面から温かい風が吹き出ているのに対し、M1版Mac miniの本体は常に冷たく、涼しい風しか出てきません。

 ここまで高性能かつ発熱が少ないMacというのは見たことがありません。インテルの最新CPUであるTiger Lakeと比較できないのは残念ではあるものの、正直言って「インテル版Macとは何だったのか」と思えるレベルです。

 ハードウェア構成の選択肢は減っており、M1版Mac miniのメモリーは最大16GB、Thunderbolt / USB 4は2ポートになり、10ギガビットイーサネットのオプションもありません。アップルはインテル版Mac miniを併売しており、「どうしても必要ならインテル版を選んでほしい」というメッセージになっています。

背面のThunderbolt / USB 4は2ポートに減った

 ただ、これほど大きな差がついてしまった以上、今後インテル版のMacを買う機会はもうないのかもしれないと筆者は思い始めています。

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