CES 2021レポート

ASUSがROGの新製品を発表 = 専用GPUユニット付属のモバイルノートも登場

文●ASCII

2021年01月13日 03時40分



 ASUSは1月13日、CES2021に向けて、ゲーミングブランドのROG(Republic of Gamers)から、PCおよび周辺機器を発表した。

分離型ゲーミングノート
ROG Flow X13
 

 「Flow X13」は、13型の軽量ノートと分離型のGPUユニットによる新デザインPCである。

 ノートPCはCPUにAMDのRyzen 9 5980HSを採用し、GPUとしてNVIDIAのGeForce GTX 1650Tiを内蔵。62Whのバッテリーを内蔵し、最高10時間のバッテリー駆動が可能で、軽量の100W出力のUSB-PDによるACアダプターが付属し、39分で60%の充電が可能だ。

 ディスプレイは360度回転する2in1デザインで、120Hz駆動のフルHDか、4KUHDを選択可能。ともに16対10比率でタッチ操作とペン入力もできる。サイズは298.7 x 223.2 x 15.95 mmで重量は1.35キロ。

 別体の「XG Mobile」というGPUユニットと接続でき、GeForce RTX 3080を利用可能となる。専用のコネクターは63Gbpsの速度で、ThunderboltによるdGPUユニットより高速を誇る。

 XG MobileにはUSB 3.2 Gen 2のコネクターに、280W出力のACアダプターも内蔵し、Flow X13にも電源を供給するので、2つのACアダプターを持ち歩く必要はない。

おなじみ2画面デザイン
ROG Zephyrus Duo 15 SE
 

 おなじみのScreen Pad Plusを搭載した2画面のゲーミングノートで、CPUにはAMD Ryzen 9 5900HXを採用。GPUにはGeForce RTX 3080を内蔵する。

 メインディスプレイは15.6インチで色域がAdobe RGB100%、120Hz駆動の4KUHDと、sRGB100%で300HzのフルHDが選択可能。

セカンドスクリーンは14.09インチのUHD(3840×1100ドット)で60Hz駆動、タッチ操作とペン入力ができる。サウンドはDolby Atmosに加え、2wayのノイズキャンセリングを搭載。

 冷却には液体金属のコンパウンドに5本のヒートパイプ、4台のヒートシンクを搭載している。サイズは360×268×21mmで、重量は2.4 kg。

360Hzパネル搭載
ROG Strix SCAR 17
 

 最上位ではAMD Ryzen 9 5900HXとGeForce RTX 3080を選択できるゲーミングノートで、64GBのデュアルチャンネルDDR-3200メモリーが搭載可能だ。新型のファンと液体金属による冷却システムを搭載する。

 ディスプレイは360Hz駆動3msのフルHDパネルか、165HzのWQHDを選択できる。90Whのバッテリーを内蔵し、12時間駆動が可能だ。  ボディまわりにLED照明を搭載するほか、キーボードは光学スイッチで1キー単位での色指定ができる。サイズは360.3×275×24.9㎜。

ROG Swift PG32UQ
 

 32型でHDMI2.1対応のゲーミングモニターで、144Hz駆動1msのMPRTを誇る。DisplayPort1.4を使えば、4Kで144Hzの表示ができる。DisplayHDRは600をクリアしおており、sRGB160%、DCI-P3は98%の色域をもつ。

ROG Claymore II
 

 ROG RX Blue Optical Mechanical Switchesを採用したキーボードで、リスト・レストとテンキーパッドは磁石で着脱できる。有線と2.4GHzの無線接続が可能で、バッテリーで40時間駆動する。

ROG Gladius III Wireless
 

1万9000dpiの精度をもつゲーミングマウスで、有線とBluetooth、2.4GHzの3種類の接続が可能。有線専用モデルもある。

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