Apple Musicの新サービス、ロスレスと空間オーディオを楽しむ方法 (2/5)

文●山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

2021年05月27日 09時00分

ロスレスのバッジをタップすると楽曲の情報量の詳細が確認できる

CDよりも高音質なロスレスオーディオを聴く方法

 Apple Musicのロスレス配信の音源はCDと同じ情報量の44.1kHz/16bitのほか、アップルが“CDよりも高音質のロスレス” と呼ぶ48kHz/24bitで提供される。ミュージックアプリで楽曲を再生すると画面に表示される「Lossless」のバッジをタップすると、その楽曲の情報量、つまりサンプリングレートとビット深度が確認できる。

 この2種類のロスレス音源はiPhoneにiPad、Macなどアップルのデバイスでそのまま再生ができる。ただし、現在アップルのデバイスが対応するBluetoothオーディオのコーデックではロスレスのクオリティを保ったままAirPodsシリーズをはじめとする外部ワイヤレスオーディオ機器に送り出せない。ロスレスオーディオを選択した状態で再生はできるものの、データが圧縮される。

 iPhone、iPadを含むアップルのデバイスでロスレス再生を楽しむ場合は、ひとつ内蔵スピーカーを使う手がある。6基のスピーカーにより構成されるパワフルなサウンドシステムを内蔵する新しいiMacならそれもありだが、スマホの内蔵スピーカーでは若干心許ない。例えばiPhoneならLightning端子に直結できるデジタル接続のイヤホンが、手軽にいい音を楽しめるのでおすすめだ。iPadやMacの場合、USB-C端子に接続できるポケットサイズのUSB-DAC内蔵ヘッドホンアンプがこれもまた便利で良い。

 Apple Musicのロスレス再生については、Apple TVにHDMIケーブルで接続したサウンドバーやアンプなどでも聴ける。Siri内蔵のスマートスピーカー「HomePod」シリーズでは残念ながら再生時にダウンコンバートされるが、アップルが将来ファームウェアのアップデートによるロスレス対応を予定していることも明らかになった。

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