端末だけを売っても儲からない問題
現在、総務省の意向により、「SIMフリーで販売せよ」「回線を契約していない人も販売せよ」ということになっているが、ショップとすれば「回線契約の契約手続きをすることでキャリアから手数料をもらうビジネスモデルとなっている。端末だけを売っても儲けにならない」として、端末単体での販売を拒む傾向にある。
ただ、そうした販売拒否は総務省や消費者庁が問題視しており、Leitz Phone 1に関しては、ソフトバンクユーザーでなくとも購入できるようにショップに徹底されると期待したい。
とはいえ、「端末だけを売っても儲からない構図」になっている点が問題なのだ。キャリアとしては、端末だけを売ってもショップが儲かるようなビジネスモデルにしていく必要がある。しかし、それは「端末が高くなる」という意味でもある。
ちなみにソフトバンク「AQUOS R6」は13万3920円でLeitz Phone 1よりも5万4000円も安い。