このスマホ、ホントに買い? 話題のスマホ徹底レビュー

「らくらくスマートフォン」と「arrows Be4 Plus」 高齢の両親に持たせるなら、どっちのスマホがいい? (1/2)

文●村元正剛(ゴーズ) 編集●ASCII

2021年09月17日 11時00分

前へ 1 2 次へ

 今や持っていないと不便が生じることもあるスマートフォン。ですが、シニア世代には「操作が難しそう」「私には必要ない」と、スマホへの乗り換えを躊躇する人が少なくないようです。そんな中、人気を集めているのがドコモの「らくらくスマートフォン F-42A」。また、手頃な価格で買えるエントリークラスには、スマホ初心者やシニアに適した機能を備えているモデルもあります。同じくドコモが発売する「arrows Be4 Plus F-41B」(ともにFCNT製)は、その好例と言えるでしょう。自分の両親や祖父母に持たせるなら、どちらを選ぶべきか? 2つのモデルをとことん比べてみました。

持ちやすさと画面の見やすさ
最重視することを決めよう

 らくらくスマートフォン F-42A(以下、らくスマ)の画面サイズは約4.7型。コンパクトで持ちやすいことが魅力です。一方、arrows Be4 Plus F-41B(以下、arrows)の画面サイズは約5.6型で、1画面に多くの情報を表示できることが利点です。

左がらくらくスマートフォン F-42A、右がarrows Be4 Plus F-41B。ウェブや地図などを見るには画面が大きいarrowsが有利

 画面が大きい分、本体サイズもarrowsのほうが大きいのですが、実は横幅はらくスマが70mmで、arrowsが71mmとほとんど変わりません。持ちやすさは両者に大差はないと考えるべきでしょう。

らくスマの本体サイズは約70×143×9.3mmで、重さは約143g。arrowsは約71×148×9.4mmで、約160g

 ただし、ネックストラップをつけて首からぶら下げたいという場合は、より小型で軽量な、らくスマが適しています。

両モデルともにストラップホルダーがあるので、フィーチャーフォンと同じように落下防止用のストラップを付けられる

 ちなみに、arrowsもらくスマも、米国国防総省の調達基準であるMIL規格準拠とアルコール除菌が可能な点は共通しています。arrowsはさらに抗菌ボディーと耐衝撃設計で、より清潔に使えて屋外で使う場合でも安心です。

アルコール除菌ができることもらくスマとarrowsの利点。指紋センサーはらくスマにはなく、arrowsだけにある機能だ

スマホへの乗り換えに積極的なら
arrowsを選ぶべき

 両モデルの大きな違いは、ホーム画面にあります。らくスマは、アプリや機能がタイル状に大きく表示される独自のホーム画面が設定されています。一方、arrowsは一般的なスマホと同じ「arrowsホーム」、ドコモ独自の「docomo LIVE UX」、さらにアイコンや文字が大きく表示される「シンプルホーム」から選べます。

らくスマのホーム画面

arrowsのホーム画面は3タイプから選べる

「arrowホーム」を選択した場合

「シンプルホーム」を選択した場合

 もし、ご両親や祖父母がスマホでいろいろなことをやってみたいと意欲的であれば、一般的なホーム画面が使えるarrowsが便利でしょう。まずは「シンプルホーム」で使い始めて、慣れてから「arrowsホーム」に切り替えるのもオススメです。「arrowsホーム」でも文字やアイコンの表示サイズを大きくすることはできます。

「arrowsホーム」で、表示サイズを「大」にした場合

 らくスマのホーム画面は固定されていて変更できないと思っている人がいるかもしれませんが、実は変更可能です。らくスマでもarrowsの「シンプルホーム」と同じような「スマホかんたんホーム設定」という、一般的なスマホに近いホーム画面にも切り替えられます。

らくスマのホーム画面は2タイプから選べる

「スマホかんたんホーム設定」を選択した場合

 また、初期設定では、軽く押し込まないと反応しない「らくらくタッチ」がオンになっています。フィーチャーフォンの感覚で操作できるのが利点ですが、これをオフにすることも可能です。どちらが使いやすいかは人によると思うので、使い始める際に設定を手伝ってあげることをオススメします。

「らくらくタッチ」は初期設定ではオンになっているが、オフにできる。軽く叩くタップ操作ができる場合は、オフにしたほうが素早く操作できる

前へ 1 2 次へ

mobileASCII.jp TOPページへ