声がクリアに聞こえる!ファーウェイ「TalkBand B6」のヘッドセット活用術 (1/3)

文●山本 敦 編集●飯島恵里子/ASCII

2021年10月14日 12時00分

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ファーウェイのリストバンド型ウェアラブルデバイス「HUAWEI TalkBand B6」

 ファーウェイの新しいウェアラブルデバイス「HUAWEI TalkBand B6」(以下、TalkBand B6)は、リストバンドから本体を取り外すと片耳タイプのBluetoothヘッドセットになる。ペアリングしたスマートフォンによるハンズフリー通話をサポートする音声コミュニケーションデバイスとして、TalkBand B6の使用感をレポートしよう。

 なおヘルスケアとアクティビティトラッキングのためのウェアラブルデバイスとして、TalkBand B6に注目したいポイントについては、別のレポート「ヘッドセットにもなるヘルスケアバンド!ファーウェイ「TalkBand B6」全方位レポート」にまとめているので合わせて参照してほしい。

快適で安全なハンズフリー通話を実現するヘッドセット

 ファーウェイのTalkBand B6はBluetoothヘッドセットとして、ハンズフリー音声通話と音楽再生の機能を備えている。

 片耳タイプのヘッドセットなので、本機が優先して機能や使い勝手を作り込んだのはどちらかと言えば音声通話の方だと思う。両耳タイプのワイヤレスイヤホンとして本格的な音楽再生も楽しめたら文句なしなのだが、片耳タイプの方が通話が着信した際に素速く耳に装着できて実用的だ。そしてヘッドセットを装着していない方の耳で環境音に注意を向けられるので、歩きながら通話しなければならない場面で使いやすい。

リストバンドから外すと片耳型のBluetoothヘッドセットとして使える

 スマホに着信があると、TalkBand B6の本体が振動で知らせてくれる。本体を格納するステンレススチールのケースにあるボタンを押し込むと本体が外れる。ヘッドセットは左右どちらかの耳にも装着できて、すぐに会話を始められる。

ノズルの形状は浅め。イヤーピースで耳元に固定する

 TalkBand B6には一般的なカナル型イヤホンのように柄の長いノズルがない。音の出口となる開口部の突起に少し大きめなサイズのシリコン製イヤーピースを装着する。イヤーピースと一体のリング型スタビライザーを外耳のくぼみに固定すると装着が安定する。

シリコン製のイヤーピースは3つのサイズが同梱される

 本体の形状は有機ELディスプレーの湾曲に合わせてカーブがかかっているため、耳に装着すると本体の先端がこめかみの辺りに触れて、よりしっかりと耳元に固定される。体を激しく動かしてみても耳から落ちそうになかった。本体の質量は約28.9g。ジョギングやストレッチで体を動かしながら通話・BGMリスニングを楽しみたい時にも最適なサイズと装着感だ。イヤーピースはS/M/Lの3つのサイズが選べる。

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