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スポーティーで高級感のあるスマートウォッチ「HONOR Watch GS 3」レビュー (1/2)

文●山根康宏 編集●ASCII

2022年08月16日 12時00分

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 海外で高性能カメラフォンなどを次々と送り出すHonor(オナー)の最新スマートウォッチ「HONOR Watch GS 3」をHONORストアから入手したのでレビューしよう。Honorはファーウェイのサブブランドから2020年11月に分社化され独立したメーカーだ。同社のフラッグシップモデル「HONOR Magic」シリーズはどことなくファーウェイの「Mate」シリーズに似たデザインだが、もとファーウェイの開発者が多数移動しており同じDNAを持った製品と言える。HONOR Watch GS 3もファーウェイのスマートウォッチのテイストを所々に感じさせる。

HONOR Watch GS 3

高級感のあるデザインとカラバリ

 HONOR Watch GS 3は46mmの1サイズのみがラインナップされる。本体カラーはオーシャンブルー、クラッシックゴールド、ミッドナイトブラックの3色展開となっている。サイズとカラーリングからターゲット層は主に男性層だろうか。どのモデルもベルトは落ち着きのあるカラーリングで、ベルトはブルーとゴールドが革風仕上げ、ブラックはストライプ入りの樹脂となっている。

HONOR Watch GS03のカラバリ3色

 今回入手したモデルはミッドナイトブラック。フッ素ゴム素材の樹脂ベルトはマット仕上げで中央のストライプがスポーツカーを意識させるスタイリッシュなデザインだ。ベルトを留めるループが2つついており、腕の細い人でも余ったベルトの端が遊びのないように留めておくことができる。なおベルトは簡単に取り外せられ市販のベルトに交換することも可能だ。

マット仕上げのベルトのブラックモデル

 ディスプレーは1.43型(466×466ドット)、326PPI。ディスプレーエッジ部分は3Dカーブデザインで、透明感ある流線形のような斬新なスタイルとなっている。また本体部分はフルポリッシュ仕上げの天炭素ステンレススチール(316L)を採用。耐食性と耐粒界腐食性に優れている。本体の厚みは10.5mmと薄く、重量も44gと軽量に仕上げた。

1.43型ディスプレーを316Lステンレススチールが覆う

本体背面には心拍センサーを装備

 裏面にはより正確な測定ができる8チャンネル心拍センサーを搭載。血中酸素の測定も可能で、値が低い時は自動的に警告を発してくれる。充電台は2つのピンを備えて接触して本体を充電5分の充電で丸1日使用が可能で、フル充電では一般的な使い方で14日間利用できる。またGPSをフル動作させた場合でも30時間持続するという。

背面にあるセンサー。充電台は接触式

 本体右側面には操作ボタンを2つ搭載。上のボタンでメニューおよび戻る、下のボタンで確定操作ができる。このあたりの操作体系は一般的なスマートウォッチと同じだろう。

側面にある2つのボタン

 HONOR Watch GS 3はディスプレーを左右にスワイプすることでよくつかアプリ画面を表示できる。左から右にスワイプすると順番に「運動データ」「音楽プレーヤー」「天気」「ストレス計」「心拍計」の画面が表示される。

左右のスワイプで表示される各アプリの画面

 画面上から下へのスワイプではクイック機能として通知の振動、画面の5分間常時点灯、ペアリングしたスマートフォンを探す「端末を探す」、アラーム設定、そしてシステムの設定へのショートカットが配置される。また下から上へスワイプすると通知内容を表示できる。

上から下へスワイプしてクイックメニュー(左)。下から上へスワイプで通知表示(右)

 内蔵アプリは「ワークアウト」「ワークアウト記録」「ワークアウトの状態」「活動記録」「通話履歴」「連絡先」「音楽」「心拍数」「睡眠」「SpO2」「ストレス」「呼吸法訓練」「天気」「ストップウォッチ」「タイマー」「コンパス」「気圧計」「デバイスを探す」そして「設定」とかなり豊富だ。活動量計としてのほか、アウトドアでのアクティビティー用途にも適したアプリが内蔵されている。なおアプリ種類はファーウェイのスマートウォッチとよく似ているようにも感じる。

主な内蔵アプリ。活動量計、ヘルスケア、アウトドア系アプリが多い

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