ポイント④ Apple Trade Inを使えば購入の負担が減る
筆者が新しいiPhone 14 Proの購入を決める「最後のひと押し」になったのは、製品の性能や機能と直接関係ないのですが、アップルのデバイス下取りサービスである「Apple Trade In」でした。
iPhone 14シリーズは、昨今の急激な円安による影響を大きく受けることなく、2021年のモデルから大きく変わらない販売価格となりました。でも、やはり高価な買い物であることに変わりはありません。アップルの下取りサービスを使えば、iPhoneの機種やコンディションにもよりますが、多少懐にかかるダメージを和らぎます。SIMフリーのiPhoneをアップルから直接購入する道も検討されている方には、Apple Trade Inの利用もおすすめです
オンラインのApple Storeから申し込む場合、購入する機種を選んだ後に、現在自分が使っている下取りに出したい端末の情報を入力します。おおよその見積もり金額はここでわかります。
下取り購入を選択した場合、今使っているiPhoneから新機種へのデータ移行をしなければなりません。データ移行の準備に与えられる期間は、アップルからiPhoneの出荷を伝えるメールが届いてから14日間です。
端末のセットアップからデータの移行が完了したら、使い終わったiPhoneを初期化してアップルに宅急便で送ります。返却準備が早く済んでしまったり、購入時に申し込んだ返却日時の都合が悪くなった場合は、14日の間であれば日程変更もできます。
購入時に提示された「おおよその見積もり金額」は、下取りに出すiPhoneの状態が良くない場合(目立つキズや故障箇所があるなど)には減額される場合があります。その場合は購入をキャンセルすることもできるので安心です。
以上が、筆者が今回の新しいiPhone 14 Proを選ぶ理由でした。安くはない買い物なので、焦らずApple Storeなどでじっくりと端末に触れてみてから購入を本格検討してもよいと思います。
iPhone 14シリーズは本体寸法が
iPhone 13シリーズから変更アリ!
最後に、iPhoneアクセサリーに関するTIPSをひとつお知らせします。iPhone 14シリーズは本体の外形寸法が少しiPhone 13シリーズから変わります。アップル純正の本体ケースも素直にはまらないので、やはり新しいケースを一緒に買い求める必要があります。iPhone 14シリーズの購入に関連する豆知識として、お役立てください。

筆者紹介――山本 敦
オーディオ・ビジュアル専門誌のWeb編集・記者職を経てフリーに。取材対象はITからオーディオ・ビジュアルまで、スマート・エレクトロニクスに精通する。ヘッドホン、イヤホンは毎年300機を超える新製品を体験する。国内外のスタートアップによる製品、サービスの取材、インタビューなども数多く手がける。