実はドコモの「ケータイプラン」もおトクにはなっている
MVNOの格安SIMにすると基本使用料などが下がる可能性もあるが、キャリアメールが必要なら、そのまま使い続けるしかない。
どうしても従来型ケータイを使いたいのなら、現行機種として販売されている4G対応のケータイに機種変更、プランも最新のケータイ向けのプランにするのがいいだろう。たとえばドコモは「ケータイプラン」が2019年10月に登場しており、データ通信量が月100MBも含まれて、月1507円。家族間通話は無料で、かけ放題オプションも月1870円で追加できる(1回5分までは月770円)。
昔のような2段階定額などもないため、使いすぎても通信速度が絞られるだけで(最大128kbps)、意図せず請求額が跳ね上がることもない。
auやソフトバンクも似たようなプランとなるが、どちらもデータ通信はオプションで、それを含めると大体ドコモと同じような金額になる。こちらもケータイを使い続けたいのなら新機種の購入が必要となるが、無理にスマートフォンにせず、今後も使い続けることができるので確認してみてほしい。
3G機種やケータイを使っているからといって焦る必要はない
3Gケータイを現在でも使えるかどうかだが、ドコモに限って言えば、しばらくは問題無さそうであるため、特に問題がないなら急いで急いで新しい機種にする必要もないだろう。ただし、3Gスマートフォンの場合は相当古い機種になるため、セキュリティー更新がされない可能性が高く、早急に新しい機種に買い替えることをおすすめする。
特定の3Gケータイを使い続けたいマニア的なユーザーで、低コストで維持したいのであればMVNOが有利になり、たとえば日本通信SIMなら月321円から維持できる。
なお、今回はドコモのSIMで試してみたが、ソフトバンクでは旧機種に新しい契約のSIMを差すなどした場合に、「アクセスインターネット(パケット通信)」で通信してしまう場合があり、昔の基準のパケット料金となって、あっという間に高額請求になるケースが考えられる。その点は注意してほしい。