カメラはシングルレンズながら
ナイトモード、食事モードは仕上がり良し
背面に搭載するのは、約5000万画素・F値1.8のシングルカメラ。シングルレンズではありますが、シーンの自動判別機能があり、ポートレートモードやナイトモードにも対応しています。
仕上がりとしては、過度な補正などはなく、実際の風景を捉えている印象。シーン判別機能が強くはたらいている感じはしないものの、どのシーンも目で見た風景を映してくれます。
ズーム操作は、シャッターボタン上の「1×」をタップすると、1.0~10倍をワンタップで切り替えられます。タップ時も表示画面(ファインダー内)はそのままにスムーズに切り替わります。
違いがはっきり出たのが食事モード。シーン判別とは別に機能を搭載していて、オンにするとフォーカスを当てる箇所を指定できます。また、全体にあたたかみが増すのもポイントです。作例ではホットドッグが長く、フォーカス部分をはみ出てしまいました……。海鮮丼やケーキなどはしっかりフォーカスを合わせて美味しそうに撮れています。
夜景撮影用のナイトモードも搭載しています。機能をオン/オフにして何枚か撮影しましたが、あまり違いがはっきり出ず。強いて言えば、暗部がより暗く撮れて、引き締まった印象になるような気がします。
前面のインカメラは約500万画素・F値2.0。ポートレート撮影は背景ぼけの精度が予想以上に高いのが好印象。顔の輪郭や肌の質感を補正することもできます。