今回レビューするのは、シャオミの「Redmi 12C」。3月16日に発売されたエントリーモデルです。価格は、3GB+64GBモデルが1万9800円、4GB+128GBモデルが2万3800円。エントリーモデルらしい手頃な価格となっています。カラーはグラファイトグレー、ミントグリーン、ラベンダーパープル(4GB+128GBモデルのみ)の3種類が用意されています。
1週間ほど使用したので使い勝手などをレポートします。
縦長スリムで持ちやすい
指紋センサーの位置が特徴的
まずは本体から。手に取ってみると、スリムで持ちやすいというのが第一印象。本体幅は約76mmに抑えられており、しっかり握れるサイズです。背面は、斜線を引くように凹凸の加工が施されているのも特徴的。ややチープな感もありますが、印象的なデザインになっています。
また、指紋センサーを背面のカメラ部分に搭載しているのも特徴。初めは触れづらいのではと思いましたが、意外にこれがちょうどいい位置でした。右手で持ったときに、人差し指を背面にぴったり沿わせると自然にセンサーに触れられるので、スムーズにロック解除できました。ただし、手の小さい人は届かない場合もあるかもしれません。
1つ残念なのは、充電端子がmicroUSBな点。専用の充電コードが付属するとはいえ、充電ケーブルをほかのデバイスと共有できないのはかなり不便です。昔はmicroUSBがメインでしたが、今はスマホなどのガジェットはほぼUSB Type-Cになっていますからね。
ディスプレーは約6.71型、HD+(1650×720)の解像度。縦長の画面比率のため、シネマスコープサイズの映画やミュージックビデオは全画面表示にした際に黒帯が出ず、画面いっぱいの映像で楽しめます。