格安データ通信SIMを買って格安に使い倒す!

年末商戦も本格化! あらためて低コストでスマートフォンを使う方法を探る (2/2)

文●正田拓也 編集● ASCII

2023年11月26日 12時00分

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店頭では「もう1本いかがですか?」
というオトクなオファーを受けることもある

 店頭で加入する場合には、スタッフは人をよく見ているようで、詳しい説明をしなくてもよくわかっている人物、つまり筆者(!)のような客には、面白いオファーをすることがある。MVNOの格安SIMの場合は加入時に「もう1本いかがですか?」という提案を受けたことは何度もあるし、過去に分割払いのiPhoneを「もう1台いかがですか?」というのもあった。

 最近受けたオファーは、もう1本加入することで特典のポイントがアップするというもの。しかも、各回線の容量を合算できる格安SIMだったので、5GBプランを2回線加入すれば、合計で10GB使えて、トータルであまり費用がプラスにならないわけだ。

 そのまま使い続ければ、追加特典以上の費用がかかってしまうが、予備回線と考えれば悪くないし、適当なタイミングで解約してもいい。費用がかからないか、わずかのプラスで違う体験ができることは悪くない。

 そのほかにも、公衆無線LANや店舗独自の保証制度、動画配信サービスの加入などにともなう特典のオファーを受けることもある。動画配信サービスでは最初の2~3ヵ月程度無料になることも多く、解約さえ忘れなれば、これから年末年始に楽しむ分には歓迎とも言える。もちろん、解約し損ねると想定外のお金が発生する可能性もあるので自己判断で加入してほしい。

 こういったオファーを受けることが嫌い人もいるのはわかっているが、いやなら断ればいいし、場合によってはオトクになることもある。よく話を聞いてみて、判断してほしい。

リアル店舗まで含めて、広く見て購入を

 今はさまざまな製品をネットで購入するのが当たり前になっているが、店頭ではネットにない特価が用意されていることがある。前述の2年間で実質24円というような分割払いは、ネットには基本なく、店頭でのみ遭遇する条件だ。

 店頭といってもどこでもやっているわけではなく、どちらかという競合店の多いエリアの店舗で多いが、反対に近郊の小さいお店がゲリラ的に展開することもある。こればかりは自分の足で確認したり、SNSの匂わせ投稿などから判断したりするしかないだろう。

 新型コロナウイルスによる規制も落ち着いてはじめての年末商戦、ネットもリアル店舗もよく見て、オトクな条件にめぐりあってほしい。

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