映画のような動画も撮れる! フラッグシップ級のカメラ性能
カメラは前述したように高画質のものを3つ搭載している。フレックスモードでは写真にあるように画面の上側にライブプレビュー、下側にコントローラーと直前のプレビュー表示が可能だ。
カメラのUIはvivoオリジナルのもので、モードは夜間、ポートレート、写真、動画、シネマティックポートレート(動画)、もっと見ると並ぶ。画面上から下にスワイプするとタイル状のクイック設定パネルが表示されるので、ある程度設定にワンタッチでアクセスできる。
写真のズームは最大100倍まで、動画は10倍まで。動画の解像度は4K 60fps及び8K 30fpsに対応する。ポートレート撮影では24mm、35mm、50mm、85mm、100mmと代表的な焦点距離での撮影がワンタッチでできる。
シネマティックポートレートは4K画質、2.39:1のシネマフォーマットで映画のように被写界深度を活かしたボケ味のある動画が撮れる。6種類の映画風プリセットも切り替え可能だ。X Fold3 Proのカメラは動画にも強いのである。
もっと見るのモードの中には高画質撮影やスーパームーンなど、様々なモードが搭載されている。さらに同じOriginOS搭載のほかのvivoスマートフォンのカメラをワイヤレスでセカンドカメラとして使えるマルチ機能も搭載されている。
以下は実際の作例である。いずれも標準モード(1200万画素相当)での撮影となる。
【まとめ】軽量薄型化と高性能化を両立させた
折りたたみモデルの最先端
X Fold3 Proは本体サイズを薄く軽量にしながらも、高性能なチップセットと高画質カメラを搭載した折りたたみスマートフォンの中でも最上位に位置する製品だ。
一般的なスマートフォンを選ばずに、X Fold3 Proがあれば普段使いのスマートフォンとしても違和感なく使用できるし、ゲーミングから動画撮影まで高度な処理もラクにこなせる。そして、本体を開けば薄型の小型タブレットにもなる。
指紋認証センサーもディスプレー内に搭載されるなど使い勝手も良く、折りたたみスマートフォンの完成系とまで言えるほどの製品に仕上がっている。グローバル市場に出てこないのが唯一残念なところだ。