iPhoneでも“消しゴムマジック(的なやつ)”使えるようになるってよ!
アップルが6月10日(現地時間)に発表した「iOS 18」では、写真アプリの編集から新機能「クリーンアップ」が使えるようになった。
独自開発のAI「Apple Intelligence」を活用した編集機能。意図せず写り込んでしまった人物など、被写体以外の対象物を、写真から消去できる。
「写真」アプリから写真を選んで編集モードに移行し、クリーンアップ機能を立ち上げると、背景に写り込んだ人物などがハイライト表示される。
ハイライト表示された対象物のうち、消去したいものをタップ/なぞる/丸で囲めば消去できる。
デモ映像では、被写体と重なるようにして写り込んでしまった人物だけが消去できている様子がわかる。
同様の機能は、Google Pixelシリーズやアプリ「Googleフォト」内の編集機能「消しゴムマジック」として、グーグルが以前より提供しているもの。近年のアップルは、技術が十分に成熟してから、直感的に使いやすいUIで新機能を提供する戦略をとる傾向にある。Apple Intelligenceならではの対象物選択の精度の高さや、仕上がりの美しさに期待だ。