Nothingのサブブランド「CMF」は、同ブランド初のスマートフォン「CMF Phone 1」を発表した。
CMFブランドはすでにイヤホンやスマートフォンをリリースしており、国内でも公式サイトやAmazon.co.jpで販売している。それに続いて期待されていたスマートフォンがついに発表されたわけだ。
199ドルで充実スペック&交換可能な背面カバーが楽しそう
ただし、日本発売はどうなる!?
8+128GBモデルの米国での価格は199ドル(約3万2000円、税抜)と、エントリー機らしい価格でありながら、性能は充実。ディスプレーは120Hzリフレッシュレート対応の6.67型OLED、SoCはMediaTek Dimensity 7300、カメラは5000万画素(+測位用センサー)、5000mAhバッテリー、ディスプレー内蔵の指紋センサーなどとなっている。ネットワークは5G対応だが、4Gについては現在公表されているモデルでは国内キャリア(ドコモ/au)のプラチナバンドには非対応。また、NFCも非対応となっている。
新しいポイントとしては、背面がカバー型になっていて、専用ツールでステンレス製のネジを外すことで容易に変更できること。これなら少々傷ついても大丈夫なので、ケース無しで使えて、しかもその日の気分に合わせて替えられるのは楽しそう。また、本体の右下隅に丸い部分があり、ここにはスタンドやストラップを引っかけるフック、カードケースなどをハメることができるようになっている。
ただ単純に性能抑えめで安価なスマホなのではなく、デザインや使い方にも遊び心であふれる製品という印象で、日本での発売も期待したくなるが、現状の仕様ではやや厳しいのも確か。それとも日本向けモデルが別途用意されるのか!? これまでのNothing Phoneシリーズ以上に期待したくなる1台だ。
| 「CMF Phone 1」の主なスペック | |
|---|---|
| ディスプレー | 6.67型有機EL LTPO 120Hz対応 |
| 画面解像度 | 1080×2400 |
| サイズ | 約77×164×8mm (ヴィーガンレザーは9mm) |
| 重量 | 197g(ヴィーガンレザーは202g) |
| CPU | MediaTek Dimensity 7300 |
| 内蔵メモリー | 8GB |
| 内蔵ストレージ | 128/256GB |
| 外部ストレージ | microSDXC(最大2TB) |
| OS | Android 14(Nothing OS 2.6) |
| 対応バンド | 5G NR:n1/3/5/7/8/20/28 /38/40/41/66/77/78 4G LTE:1/3/4/5/7/8 /20/28/38/41/66 W-CDMA:1/4/5/8 4バンドGSM |
| 無線LAN | Wi-Fi 6 |
| カメラ画素数 | 5000万画素+測位センサー イン:1600万画素 |
| バッテリー容量 | 5000mAh(33W対応) |
| Qi | × |
| NFC | × |
| 防水/防塵 | ×/△(IP52) |
| 生体認証 | ○(画面内指紋) |
| SIM形状 | nanoSIM×2 |
| USB端子 | Type-C |
| イヤホン端子 | × |
| カラバリ | ブラック、ライトグリーン、ブルー、オレンジ |
| 価格 | 199ドル(8/128、米国価格 税抜) |
































