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小型ボディに最先端機能を凝縮したニコン「Z6Ⅲ」徹底実写レビュー

文●写真 岡田清孝 + 編集● ASCII PowerReview軍団

2024年07月17日 09時00分

「Z6Ⅲ」実写レビュー

このような何気ないシーンでも「3Dトラッキング」なら思い通りのピント合わせができる。使用レンズ「NIKKOR Z 24-120mm F4 S」・絞りF4・シャッタスピード1/20秒・ISO100。

「Z6Ⅲ」実写レビュー

「3Dトラッキング」で猫顔シール部のピントを合わせ、背景ボケの配置を考えながら構図を整えた。使用レンズ「NIKKOR Z 24-120mm F4 S」・絞りF4・シャッタスピード1/8秒・ISO100。

 また前モデルでは苦手だった暗所のAFも改善され、夜のお散歩写真もストレスなく撮影することができた。

「Z6Ⅲ」実写レビュー

露出値からわかるようにかなり暗い状況だが、それでもしっかりピントを合わせてくれた。使用レンズ「NIKKOR Z 24-120mm F4 S」・絞りF4・シャッタスピード1/15秒・ISO64000。

 「Z9/8」は欲しいが、ちょっとデカくて…という声はよく聞く。そんな人にはボディーサイズはコンパクトなまま、AFをブラッシュアップさせた「Z6Ⅲ」は最適だろう。

 ただ動体撮影をしない自分からすると43万5600円という価格(前モデルとは約15万円差)は少し懐が痛い。通常の撮像素子でいいから少しリーズナブルなバージョンが出ないかな~などと妄想してしまう。今回の進化具合を見ていると「Z5」の後継もかなり期待できそうだ。

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