iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】大事なのはペンだけではない! 「Apple Pencil」を快適に使うために用意すべきはこれ! (3/3)

文●岩渕 茂 編集●ASCII

2024年10月09日 13時00分

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握りやすさを向上させるカバーやグリップも便利

 Apple Pencilの表面はツルツルしているため、握ったときにちょっと不安定さを感じる場合がある。すると、つい指先に力が入ってしまい、書き味に影響を与えるほか、必要以上に疲れてしまうものだ。安定させるには、グリップ感を上げることが大切。そこでおすすめしたいのが、カバーやグリップなどのアイテムだ。

●Apple Pencil全体を包むカバータイプ

 カバータイプは、Apple Pencil全体を包むような形のもの。シリコン製のものがほとんどで、滑らずにしっかりと持ちやすくなる。色も多種多様なので、好みの色をチョイスすれば、自分らしさを出せるだろう。

 ただし、取り付けがしづらいのは難点だ。装着時の滑りが悪く、カバーを引っ張らなければならないため、力を入れすぎると破れてしまうことがある。また、当然だがペンの径はやや太くなる点は心得ておこう。

Apple Pencil全体を包み込むシリコンカバー。グリップ感が上がり、書きやすく疲れにくくなる。写真はAhaStyleの「超薄型Apple Pencilシリコン保護ケース」。

●握るところだけに装着するグリップタイプ

 グリップタイプは、握る部分だけを太くして握りやすくするアイテム。低重心のタイプなら重量バランスもよくなって疲れにくい。カバータイプと違って取り付けもしやすく、不要なときは取り外しやすいのもメリット。

 グリップの素材は、シリコン製のものや木製のものなど多彩なアイテムが発売されている。レビューなどを確認して、自分にしっくりきそうなものを選ぶといいだろう。

低重心のグリップタイプなら、重量バランスがよくなって書きやすくなる。写真はエレコムの「TB-APE2GFWCCR」。

●充電や操作に影響がないことを確認して選ぶ

 カバーやグリップを選ぶときに注意したいのは、充電や操作への影響を確認することだ。製品によっては、正常に充電できなくなったり、ダブルタップが反応しなくなったりすることがある。こうなっては意味がないので、製品の紹介で「充電対応」「ダブルタップ対応」などと明記されているものを選ぶようにしたい。

 ただ、充電対応と書かれていても、Smart FolioなどのカバーをiPadに装着していると干渉して充電できないことがある。これは実際に使ってみないとわからないため、製品レビューに書かれていないかなど、しっかりチェックするといいだろう。

カバーやグリップを選ぶときは、必ず充電やセンサーに対応しているものを選ぼう。非対応の製品だとApple Pencilの使い勝手が極端に落ちてしまう。

 今回は、Apple Pencilの書き味をよくするためのアイテムを紹介してきた。素の状態のApple Pencilだと書き味がイマイチだと感じる場合、これらのアイテムを使ってみるとかなり改善するだろう。

 特に、ペン先や保護フィルムは書き味に直結するので、じっくりと吟味して、自分に合ったものを見つけてもらいたい。

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