その中でも筆者が選んだのは旧機種になるmotorola edge 40
この夏にリリースされた3製品を紹介しておきながら、筆者がメイン端末として購入したのがmotorola edge 40だ。edge 40 neoと比べた場合に性能が高い面もあるが、発売から約1年が経過していることから、あまり変わらない金額で購入できる。現時点では流通在庫も多くあり入手は難しくない。
といっても、実はedge 40 neoと迷いに迷った末の選択。違いとしては性能もあるが、バッテリー容量が無印のedge 40は4400mAhと少し小さく(edge 40 neoは5000mAh)、プロセッサの性能が高い分、稼働時間がさらに短くなってしまう。また、無線LANがWi-Fi 6E対応でないこと、カメラまわりにAIなどの記載がないことなどがある。古さを感じる面もあるがプロセッサの性能で選んでしまった。
ただし、試用ではあるが、edge 40 neoとの性能差はすぐには感じられず、より発売日が最近のedge 40 neoを選んでもまったく問題はないだろう。
また、edge 40のラウンドしたエッジディスプレイは、縁の部分に触れる誤動作もなく、使い勝手が良好な点は驚いた。ディスプレー内の指紋認証センサーも筆者のようにしわが出てきた指先でもきちんと認識してくれる。
そしてモトローラ機全体に言えることだが、操作がAndroid標準に近いところも気に入っているポイントだ。シャオミやOPPOのように徹底的にカスタマイズされたAndroidも操作性を極めた結果なのだろうが、さまざまな機種を使う筆者にはAndroid標準に近いほうがわかりやすいのは確かだ。
物理ボタンの並びも、右側面に上から音量の大小、電源ボタンと並んでいるところは標準的。インターフェースにナビゲーションボタンを選択したとき、戻るボタンがデフォルトで左側に来るのも標準的で、まさにプレーンなAndroidとなっている。
標準的なAndroidをコスパ良く快適に使うなら
モトローラ機はオススメ
今回、筆者はmotorola edge 40を選んだが、モトローラのラインアップはいずれもコスパ良い機種が揃っている。オトク端末が大好物の筆者としては、もし、moto g64 5Gの防水性能がもう少し高ければよかったのにとは感じている。
もし今、クセの少ないAndroidスマートフォンを低コストで必要としているのなら、今回取り上げた、motorola edge 40 neo、moto g64 5G、moto g24の3製品は価格帯に応じたオススメと言える。他メーカーの製品を検討する場合でも、価格や性能比較の基準としてチェックする必要はあると言えそうだ。