Slide OverとSplit Viewを使った上級テクニック
ここからは、Slide Overに加えて、Split Viewも含めた上級テクニックを紹介していこう。
●「Safari」を2画面で表示する
Webサイトをチェックしているとき、いま見ているページと新しく開くページを一緒に見たいことがある。しかし、「新しいタブ」で開いてしまうと、そちらのタブが全画面で表示されてしまう。
このような場面では、Split Viewを使って「Safari」を2画面で表示すると便利だ。リンク先を新しい画面で表示させたい場合は、リンクを長押しして「新しいウィンドウ」を選択する。
●Split ViewとSlide Overで3つのアプリを同時に操作
Split Viewを使っているときにSlide Overを実行すると、最大3つのアプリを同時に操作できるようになる。例えば、「Safari」で2つのWebサイトをチェックしているときに、メモを取るために「メモ」アプリを表示するといった操作が可能だ。
ただ、iPadで3画面表示というのはけっこう狭いので、使う機会は少ないかもしれない。でも、3画面で操作できることを知っていれば、どこかで役に立つこともありうるので、覚えておいて損はない。
●Slide OverのアプリをSplit Viewに切り替える
Slide Overは、そのアプリをちょっと使うぶんにはいいが、それなりにきちんと使いたい場合には不向きな表示方法だ。そんなときは、Split Viewを使うか、フルスクリーンで表示させたほうがいいだろう。この場合も、「…」のメニューから表示方法を切り替えられる。
●Split Viewで開いているアプリをSlide Overで表示する
逆に、Split Viewで2つのアプリを開いている状態から、片方のアプリをSlide Overで表示させることもできる。「いまは使わないが、またあとで呼び出す可能性がある」といった場面で利用すると便利なテクニックだ。
この場合は、Slide Overで表示させたいアプリの「…」をタップして、「Slide Over」を選択するだけだ。