iPhone 16まもなく登場! 待ちきれないから、いろいろ勝手予想

iPhoneの買取には、専門店・アップル・フリマアプリのどれがいい? メリット・デメリットを解説!

文●二子/ASCII

2024年09月06日 12時00分

新しいiPhoneを購入する際は
それまで使ってたiPhoneをできるだけ高く売ってオトクに!

 間もなく発表&発売されるであろうiPhone 16。新しいiPhoneを買ったあとは、それまで使っていたiPhoneを売却しようと考えている人も多いはず。

iPhone

新iPhoneが登場するこの時期。不要になったiPhoneが出ることを見越して、買取額の増額をうたうサービスも出ています

 売りに出す相手として、中古専門店、アップルやキャリアの下取りサービス、フリマアプリなどが考えられますが、それぞれのメリット・デメリットをまとめました!

iPhoneを専門店・アップル・フリマアプリで売る際のキモ

・中古専門店は買取額は高めだが、端末の状態次第で減額も
・専門店では宅配での買取がユーザーフレンドリーで便利
・アップルやキャリアの買取は金額は低めも手軽さは○
・フリマアプリでiPhoneを取引する際は注意点や確認事項が多数
 取引額の相場は高いが、手数料の分は差し引いて考える必要あり

随分ユーザーフレンドリーになった専門店での買取
普段からiPhoneをケースでしっかり守って使っている人向き

中古専門店でのiPhone買取のメリット・デメリット

●メリット
・アップルやキャリアに比べれば、買取額は高め
・各社の競争で便利で使いやすいサービスになっている
・特に宅配買取は家にいたまま売却できて便利
●デメリット
・端末の状態や付属品の有無で減額されることも
・市場動向で買取額は上下がある

 まずは中古専門店。代表的な店舗として、イオシス、ラクウル、じゃんぱらなどが知られています。

 中古専門店のメリットとしては、後述するアップルやキャリアと比べて、買取価格が高額である点。逆にデメリットは、端末の状態や付属品の有無などの条件で減額されることがある点です。

iPhone

専門店の魅力は買取額の高さ!

 そのため、iPhoneをケースやガラスフィルムなどでガッチリとガードして、普段から大事に使っている人に特にオススメです。

iPhone

高い買取額を実現するため、購入直後から頑丈なケースに絶対入れる人もいるとか

店舗で直接売るか、宅配で気軽に売るか
見積額が不満なら返送してもらえる

 中古専門店での買取は、店舗で即時査定&現金受け取りまでするか、宅配での発送&銀行振込での入金の2パターンがあります。

 前述のイオシスは、東京は秋葉原や新宿、大阪・日本橋、名古屋・大須といった中心街に店舗を構えており、査定も比較的スムーズ。現金がすぐ欲しい人に適しているでしょう。宅配での買取にも対応しています。

iPhone

たとえばイオシスは店頭では最短5分での査定完了、現金で受け取り可能という点をアピールしています

 ソフマップが運営するラクウルも、店舗と宅配の両方に対応。宅配では、梱包材をセットにした「買取キット」(880円)を購入すると、3000円の増額チケットが付属するのが人気の理由。iPhone以外のものを一緒に箱に入れて送ると同時に買取してくれます。

iPhone

ラクウルの買取キットには、自宅で余っているPC周辺機器やゲームソフトなどを空きスペースに入れて送ると、同時に買い取ってもらうこともできます!

 また送料は無料で、見積額が不満な場合は「返却」を選択すれば、そのまま返送されます。

 以前は正直なところ、「初心者には少々近寄りがたい」雰囲気もあった中古専門店ですが、気軽に使いやすい店舗やサービスが増えてきた印象です。

アップルやキャリアの下取りサービスは
買取額は若干低めだが、初心者には一番手軽

アップルやキャリアでのiPhone買取のメリット・デメリット

●メリット
・動作が問題無い端末なら、傷や付属品を問わずに買取額は一定
・とにかく手間がかからず、購入額からそのまま割引
・画面割れなどの状態でも買取してもらえるケースも
●デメリット
・買取額は比較的低め

 続いては、Apple Storeや各キャリアで新しいiPhoneを購入した際に可能な、iPhoneの下取りサービスです。これは利用したことがある人も多いでしょう。

 メリットは、端末に若干傷が多かったり、付属品がなくても、あらかじめ決められた金額で買い取ってくれる点。「iPhoneは裸の状態で使うんだ!」という人には◎です。一方、デメリットは買取額が比較的低めな点です。

iPhone

Apple StoreでのiPhone購入時に利用できる下取りサービス。金額はやや控えめ!?

 ただし、画面が割れている、正常に動作しない部分があるなどの場合はアップルでは買取不可、キャリアでも買取額が大きく減額されます。それでも各キャリアの端末補償サービスに加入していると、故障時の利用料を支払ったうえで買取してもらえることが可能なケースがあります。

iPhone

iPhoneを販売している各キャリアも下取りサービスを提供しています

 時間が無いし、詳しくもない、傷も多いから不安、とにかく手軽に買取してもらいたいといった人に適したサービスです。

フリマアプリは相場は高いが、注意点はかなり多め
システム手数料の分も計算してから利用したい

フリマアプリでのiPhone買取のメリット・デメリット

●メリット
・基本的に売却額の相場が高め
・売上金をそのままコード決済で使える
・ユーザー数が多いので微妙なものも案外あっさり売れる
●デメリット
・取引時の注意点はかなり多い
・システム手数料が必要

 最後はメリカリやYahoo!フリマといった、フリマアプリでの売却。iPhoneの状態次第とは言え、売却額の相場が一番高い傾向なのが最大のメリットです。逆にデメリットは、慣れていない人には、するべき作業や確認事項が多い点です。

 たとえばメルカリでは、iPhoneを出品する際の方法や注意点をまとめたページが用意されていますが(https://jp-news.mercari.com/contents/15566)、これがなかなかに長い。フリマアプリを使った経験がある人でも、iPhoneの取引は、ゲームソフトや衣類のときと同じ感覚ではできないと考えた方がいいでしょう。

iPhone

メルカリのサイト内にはiPhone出品時にすべきことや注意点が詳しく掲載されています

 また、相場が高いと言っても、システム手数料として5~10%程度支払う分を差し引くと、中古専門店での売却時と手元に残る額に大きな違いがなくなる可能性があります。

 一方で、すごく古い機種だったり、かなり状態が悪いiPhoneでも、ユーザーが非常に多い分、購入希望者が現われるのがフリマアプリの妙です。うまく活用できる人なら、メリット大なのも間違いありません。

古い機種でもしっかり価値が残っているのがiPhone
自分に合ったサービスを使って、うまく売却しよう!

 年数が経った古い機種でも、しっかりと価値が残って、案外にも高額で売れるのがiPhoneの大きな魅力です。それぞれのメリット・デメリットを確認して、自分に合ったサービスを使い、うまく売却。そのお金も足して、オトクに新iPhoneを入手してください!

mobileASCII.jp TOPページへ

mobile ASCII