■ベンチマークソフトの総合スコアは268137を記録
「Redmi Pad SE 8.7」はプロセッサーにエントリー向けの「MediaTek Helio G85」を搭載しています。定番ベンチマークの結果は下記のとおりで、「AnTuTu Benchmark V10.3.3」の総合スコアは268137です。ちなみに記事執筆時点のAnTuTu Benchmarkのランキング1位は、「Snapdragon 8 Gen 3 OC」を搭載する「RedMagic 9S Pro+」で、総合スコアは2127528です。つまり「Redmi Pad SE 8.7」はその約13%相当のスコアということになります。
実際に使ってみた感想としては、ベンチマークスコアほどモッサリとは感じませんが、さすがに3Dゲームなどをプレイするのは厳しいですね。ゲーム自体をプレイできなくはないのですが、定期的にダウンロードされるアップデートファイルを展開、インストールするのに結構待たされます。ある程度、用途を限定しなければならないのは間違いありません。しかし、ウェブブラウジング、動画視聴、カジュアルゲームなどを利用するのであれば実用上十分な速度を備えています。
■こりゃ2万円切りタブレットのカメラ画質ジャナイヨー!
本気で「ファッ」とビックリしたのがカメラ画質。800万画素(F2.0、1.12μm)のアウトカメラを搭載していますが、これが意外とよい画質なんです。室内灯下でも明るく撮れますし、800万画素ながら質感もしっかりと記録。また夜景モードも明るく、低ノイズで撮れて、照明などの白飛びも抑えられています。
2万円切りのタブレットながら、シャオミが中・上位モデルで培ってきた画像処理エンジンのノウハウが役立てられているようですね。