自分で買うなら、画面が大きく使いやすい「iPhone 16 Pro Max」
一方、個人的にかなり気になっており、「自分で買うならコレ」と決めているのが「iPhone 16 Pro Max」だ。
これまで6.7インチのiPhone 15 Pro Maxを使ってきたが、iPhone 16 Pro Maxは手に持った感じ、iPhone 15 Pro Maxとあまり違いを感じないのに、画面サイズは0.2インチ大きい6.9インチとなっている。これはベゼル部分が細くなるなど構造を見直した結果なのだが、携帯性はそこまで犠牲になっていないながらも画面が大きく使いやすいのが魅力だ。
仕事柄、スマホで取材の撮影をする機会が多いが、iPhone 16 Pro Maxは特に動画と音声の収録に強いのが魅力だ。
例えば、4K 120fpsのドルビービジョンに対応し、撮影後、再生速度を24fpsなどにしたりでき、まるで映画のような仕上がりの映像にできるのが楽しいのだ。
もちろん映画を撮る気もなければ、仕事でも4K 120fpsで撮影する必要はないのだが、やはり子供の成長をできるだけ綺麗な映像で撮っておきたいとなると、これくらいのスペックで撮影しておきたいと思ってしまうのだ。
また、iPhone 16 ProとiPhone 16 Pro Maxでは、4つのスタジオ品質のマイクを備えており、ノイズの少ないサウンド収録が可能となる。普段、記者会見や終了後に実施される幹部の囲み取材を動画で撮影する機会が多いのだが、周辺にはノイズが多く、後から見直すと結構しゃべっている声に集中できないことが多々ある。iPhone 16 Pro Maxの4つのスタジオ品質マイクがあれば、そうした不満からもかなり解消されるのではないかと期待できるのだ。
ただ、iPhone 16 Pro Maxを取材の現場で積極的に活用しようとなると、気になるのがシャッター音だ。こればっかりは日本で購入すると撮影するために鳴り続けるだけに何とも悩ましい。
仕事の現場で使うならば、シャッター音のならない海外版も検討していきたいところだ。