ソフトバンクは法人向けの新商品として、NFC（近距離無線通信）に対応した5G対応Androidタブレット「DIGNO Tab2 5G」を、2025年3月以降に発売する。なお、ソフトバンクがNFC対応のタブレットを取り扱うのは、今回が初めてとなる。価格は未定。

　DIGNO Tab2 5Gの主な特徴はソフトバンク初のNFC対応タブレッデ、カードの読み取りや決済が可能なこと。前面のディスプレーからNFCの読み取りできるため、たとえばショップでお客に情報を見せながら決済をしてもらうといった対応ができる。さらに決済ソリューションのMPoC／CPoCに対応し、NFCリーダーを付けずとも1台で決済専用端末として利用可能。

　また、高さ75cmからの落下試験もクリアし、PX5／IPX8の防水とIP6Xの防塵を備えている。泡タイプのハンドソープやアルコール除菌シートへの拭き取りにも対応する。手が濡れている状態でも操作が可能な「ウェットタッチ」や、手袋を着けたままでも操作が可能な「グローブタッチ」といったモードを搭載するため、季節問わず使えるだろう。

　さらに最大2回のOSアップデートや、定期的なセキュリティーアップデートが実施される予定だ。

　企画から設計、製造、修理まで国内での一貫体制にこだわった「JAPAN MADE」の製品だという。