アップルは期待の新機能「Apple Intelligence」を搭載したiOS 18.1を10月28日にリリースする予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が10月6日のニュースレターで報じた。
同氏によると、このリリース日は当初の予定よりも遅れているという。遅れた理由はアップルがスムーズなサービス開始を確実にするため、予測されるトラフィックの増加に備えてAIクラウドサーバーを準備しているからだそうだ。
iOS 18.1にアップデートすることで、言語をアメリカ英語に設定しているiPhone 15 ProとiPhone 16ユーザーはApple Intelligence機能を利用できるようになる。
初期の機能にはテキストの書き直し、要約、校正のための強化された文章ツール、新しいSiriユーザーインターフェース、メッセージやMailなどのアプリの通知サマリー、さらに生成AIを使用して画像から不要な要素を削除できる写真アプリの新機能「Clean Up」などが含まれるとのこと。
なお、より高度なApple Intelligence機能はこのあとのアップデートで順次展開されるとみられている。
例えば12月にリリース予定のiOS 18.2では、ChatGPTサポート、Image Playground、カスタム絵文字作成のためのGenmojiが導入され、より正確なアプリ制御とパーソナライズされた応答を約束するSiriの全面的な刷新は2025年初頭に予定されているという。