iPadをもっと使いこなす!”驚”活用テク

【活用提案】アプリのウィジェットをホーム画面に使いやすく配置してiPad作業をもっと快適にしよう! (1/4)

文●岩渕 茂 編集●ASCII

2024年12月11日 13時00分

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 iPadのホーム画面をより便利にするには、ウィジェットを活用するのが効果的だ。ウィジェットを使うことで日々の作業効率が格段に向上し、ホーム画面が自分にとって使いやすいパーソナルな空間へと変貌する。

 ウィジェットは単に情報を表示するだけでなく、そのウィジェットに応じたアクションを起こせるのも特徴。例えば、「ミュージック」ならお気に入りの楽曲を再生できるといった具合だ。

 今回は、ウィジェットの利用方法や配置例を紹介しながら、最高のホーム画面を作るための具体的なアイデアを紹介していこう。

アプリを開かずに機能が直接利用できるウィジェット

 ウィジェットというのは、ホーム画面に、よく使うアプリの機能を追加できるツールのこと。アプリを開かなくても、使いたい機能を直接呼び出せる便利なものだ。例えば、「カレンダー」アプリのウィジェットがあると、スケジュールを一目で確認できるようになり、予定やタスクの管理がスムーズになる。

ウィジェットを中心にしたホーム画面の例。ふだんの生活に必要な情報が1ページにまとめられる。

 ウィジェットには、アクションを実行できる「インタラクティブウィジェット」も存在する。「メモ」アプリのウィジェットなら、ウィジェットから新しいメモを作成できるし、「リマインダー」アプリのウィジェットなら、タスクの追加が可能だ。このように、ウィジェットは日常的な行為を効率化するうえでも非常に役立つ機能となっている。

インタラクティブウィジェットなら、ウィジェットだけでアクションを実行できる。上の画面は、「ミュージック」ウィジェットでプレイリストを再生しているところ。

 それでは、実際にウィジェットをホーム画面に追加してみよう。ウィジェットは、アプリによってサイズや形が異なる複数のバリエーションが用意されているので、使いやすいものを選ぶようにしよう。

●ウィジェットの一覧から追加する

 ウィジェットを追加する最も基本的なやり方は、ウィジェット一覧を呼び出して、追加するアプリのウィジェットを選択する方法だ。ここでウィジェットの大きさや表示内容を選択して追加する。なお、アプリアイコンと同様に、ドラッグして好きな場所へ移動もできる。iPadOS 17以前のiPadでは、この方法でのみ追加が可能だ。

ホーム画面の任意の場所を長押しする。左上の「編集」→「ウィジェットを追加」をタップする。

追加できるウィジェットが表示される。左側の一覧から、追加するアプリを選択しよう。

選択したアプリで利用できるウィジェットが表示される。左右にスワイプすると切り替えられるので、大きさや表示内容を確認して使いたいものを選び、「ウィジェットを追加」をタップする。

これでホーム画面にウィジェットが追加された。ウィジェットを長押ししてからドラッグ&ドロップすれば、アプリアイコンのように好きな場所へ移動できる。

●iPadOS 18ならアプリアイコンをウィジェットに変更できる

 iPadOS 18では、ホーム画面のアプリアイコンを直接ウィジェットへ変更できるようになった。これにより、ウィジェット一覧画面から選ぶ必要はなく、すぐに目的のアプリをウィジェットにできる。iPadOS 18のユーザーならこちらの方法を使ったほうが簡単だろう。

アプリアイコンを長押しする。ウィジェットに変更できるアプリの場合、ウィジェットアイコンが表示されるので、変更したいウィジェットのサイズをタップする。

これでアプリアイコンがウィジェットに変更された。

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