【AQUOS sense9はこんなスマホ その2】ちょうどいい性能とカメラ、ディスプレーもイイ!
各社自慢の看板モデルと比べて、半額以下の価格だけに「性能はどんなもん?」と感じる人も多いでしょうが、「ちょうどいいくらい」というのが適切な評価でしょう。
ベンチマークテストも実施していますが、よく使われるAntutu 10のスコアで60万点強。高性能機だと200万点以上のものもありますから、正直差はあります(特に3Dを多用するゲームで差が出ます)。ただ、普段使いでは十分なレベルであることも確かでしょう。
特にAQUOS sense9では、ディスプレーが変更され、リフレッシュレートが120Hz対応の「Pro IGZO OLED」と呼ばれる上位モデルと同じものを採用(前モデルでは90Hz対応)。SNSアプリなどで、画面を上下にスクロールさせた際、動きの滑らかさや残像の少なさを明らかに感じられるようになりました。
また、カメラもなかなか優秀です。カメラは通常の画角用のものと、広い画角用の超広角の2眼構成。通常用はセンサーサイズも大きく(1/1.55型)、夜間での撮影にも強いのは従来モデルと同様。さらに手ぶれに強い光学式手ぶれ補正(OIS)も引き続き搭載しています。
超広角用は、今回5030万画素に高精細化されたほか(従来は800万画素)、約2.5cmの接写撮影も可能になりました。以下のサンプル写真のようになかなか楽しい写真も撮れそうなので(食事なんかにもよさそう)、使い道はいろいろ考えられそうです。
【AQUOS sense9はこんなスマホ その3】デザインが大きく変わって、暖かみのある印象に
この春からシャープ「AQUOS」スマホはデザインが大きく変わったのも話題になっています。
無印良品などで知られる三宅一成氏が手がけたデザインは、暖かみのある色合いと、カメラ部分が円形でも線対称でもない自由曲線が採用されているのが、スマホの中では独特な雰囲気を出しています。
今回のAQUOS sense9はカラーを6色用意。黒白のモノカラーに、グリーンとコーラル、さらに背面とカメラ部が色分けされたブルーとグレージュとそれぞれ特色があります。
ちなみに本体はアルミの削り出しで側面まで一体成型でできており、サラサラとした手触りが気持ちいいのと、本体の軽さを加えた、耐衝撃性能の高さも売りの1つとなっています(ハンドソープやアルコール除菌シートでの洗浄にも対応しています)。