写真は本文と無関係 Joost Markerink
アップルは初のApple Intelligence搭載スマートホームデバイスを2025年3月にも発売する予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が11月12日のニュースレターで報じた。
同氏によると、コードネーム「J490」と呼ばれるこの製品は、従来のホームセキュリティーパネルに似た壁掛け型ディスプレーの形状を採用しているという。約6インチの正方形ディスプレーは2台のiPhoneを横に並べたサイズで、ディスプレー周りには太いベゼルが配置されているとのことだ。
また、デバイスの上部中央にはカメラが搭載されており、充電式バッテリーとスピーカーも内蔵。カラーはシルバーとブラックの2色展開となる見込みだ。
このほかキッチンやナイトスタンド、デスクに置けるスピーカー付きの台座も用意される予定で、さらにはデバイス付近のコンセントに外部センサーを設置して周囲の人数を検知するシステムも開発中だという。
ソフトウェア面では、iPhoneのスタンドバイモードとwatchOSを組み合わせたようなユーザーインターフェースが採用されており、ユーザーとの距離に応じて自動的に表示を変更し、離れているときは気温を表示し、近づくと温度調節パネルに切り替わるなどの機能を備えるという。
気になるその価格だが、AmazonのEcho Showシリーズ(100~250ドル)と同程度になると予測されている。