アップルがディスプレーサプライヤーに対して、ノートPC向け有機ELディスプレーへの投資拡大を促しているという。台湾の調査会社TrendForceが11月22日に伝えた。
同社によると、MacBook Proへの有機ELディスプレー搭載は2026年から2027年の間に開始される見込みだという。サプライヤーはLGとサムスンが主要なパートナーになるとみられている。
有機ELディスプレーを搭載することで、現行のミニLEDディスプレー搭載モデルと比較してより高い輝度、深い黒を実現する高コントラスト比、バッテリー寿命をのばす電力効率の向上などが期待できるという。また、より薄型のデザインも可能になるとみられている。
なお、来年の新型MacBook ProはM5、M5 Pro、M5 Maxチップにアップグレードされるものの、有機ELディスプレーの搭載時期までは大きなデザイン変更の予定はないとのことだ。