山根博士の海外モバイル通信

AQUOS R9 proのカメラ周りをドレスアップ! フィルター装着で広がるスマホの楽しみ方

文●山根康宏 編集●ASCII

2024年12月20日 12時00分

フィルターとフードでドレスアップ

 シャープの「AQUOS R9 pro」は62mmのカメラレンズ用フィルターを装着できます。NDフィルターやソフトフィルター、クロスフィルターなど様々なフィルターが販売されています。また、純粋にレンズを傷から守る保護用フィルターなんてものもあります。AQUOS R9 proはカメラ前の円形保護ガラスの面積が広く、この部分だけでも保護したいものです。

AQUOS R9 proはカメラのガラス面積が大きい

 そこで機能性のあるフィルターではなく、カメラ部分を傷から守るためのフィルターを装着してみました。そのためにはまずマグネット式のフィルターアタッチメントが必要です。今回は薄型の「LOOF AQUOS R9 pro用 カメラレンズフィルター アタッチメント」(1280円)を購入しました。

LOOFのアタッチメント

 アタッチメントは複数メーカーから販売されていますが、AQUOS R9 pro側にマグネットで貼り付け、反対側は62mmのネジが切っています。ここに市販のフィルターを装着できるのです。

62mmのフィルターを装着可能

 62mmのレンズ保護フィルターは様々なものが販売されていますが、今回は「ドレスアップ 保護レンズフィルター マルチコート UV 62mm RED レッド」というものを購入。UVフィルターですがフィルターの枠が赤い色になっています。

赤い枠のUVフィルター

 これをアタッチメントにねじ込みます。

アタッチメントに難なくねじ込める

 そしてAQUOS R9 proに装着。

マグネット装着なので置くだけ

 するとどうでしょう、AQUOS R9 proの表情がちょっと変わりますね。黒一色のボディーに赤い枠、その中にLEICAのロゴと、なかなかいい感じではないでしょうか?

AQUOS R9 proの表情が変わる

 なおこのドレスアップフィルターは、フィルターの前にも62mmのネジが切ってあるため、フィルターを重ねて装着もできます。レンズ保護フィルターなので、装着したまま使うことを考えているわけです。

フィルターを2枚重ねしても厚みはそれほど高くならないだろう

 色のついたフィルターで雰囲気が変わるのならばと、今度はレンズフードを入手。ライカ風とでもいうのか短いサイズのメタル素材のフードです。

62mmのフィルターネジ対応レンズフード

 こちらも同様にアダプターに装着後、AQUOS R9 proに取り付けてみました。なかなかいい感じではないでしょうか?

AQUOS R9 proにレンズフードを装着

 側面から見るとこんな具合です。

AQUOS R9 proがよりカメラに近づく

 さらに、先ほどの赤いドレスアップリングをアタッチメントに装着後、その上にレンズフードを取り付けてみました。するとフードの下からちらりと赤い色が見えてきます。これはまたエモいというか、さらにデザインに深みが出ます。

アタッチメント+ドレスアップリング+レンズフード

 上から見ても、メカっぽい雰囲気になるのがいい感じ。

アナログカメラ風のメタル感がよい

 なお、このレンズフードは超広角カメラに切り替えると左下がケラレます。あくまでも見た目のために装着したわけなので、超広角は使わないとか、撮影後の画像をトリミングするとか、AIでケラレ部分を自動で塗りつぶすとか、これを使う人は考えてみてくださいね。

超広角カメラにはフードのケラレが入る

 中華系スマートフォンの中にも、レンズフィルターが装着できるモデルが多くあります。今回のAQUOS R9 proのようにドレスアップのためだけにフィルターやフードを付けるのも楽しいかもしれません。そしてこの手の合体ができるスマートフォンはやっぱり楽しいものですね。

フィルターやフードで楽しみもアップ

筆者紹介───山根康宏


 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど取材の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から100万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。

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