山根博士の海外モバイル通信

もはやアート! シャオミ「Xiaomi 15 シルバー版」は背面の凹凸模様が美しすぎ

文●山根康宏 編集●ASCII

2024年12月30日 12時00分

Xiaomi

Xiaomi 15 Proシルバー版

物欲を刺激される特殊なデザインの「Xiaomi 15」

 シャオミは中国で「Xiaomi 15」シリーズを展開しています。同モデルはカラフルな9色をそろえた「定性版」も出しています。さらに、背面デザインを大胆に仕上げたシルバーモデルが「Xiaomi 15」「Xiaomi 15 Pro」に存在します。これらのモデルは背面カラーを銀色にしただけではなく、不規則な凹凸模様により独特の肌触りと質感を表現しています。

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Xiaomi 15とXiaomi 15 Proのシルバー版

 光の当たり具合によっては美しい反射も見られるなど、高級感も味わえます。ただし、指紋が残りやすく、常に背面をふき取る必要があります。カメラバンプ部分はほかの色と異なり、シルバーのミラー効果により光沢感を強めています。

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光を当てると輝く美しさ

 フレーム部分も光沢仕上げ。なお本体重量は219gで、標準版の213gよりやや重くなっています。本体の厚みも8.73mmで、標準モデルの8.35mmより厚め。

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フレーム部分も輝いている

 背面の3D水面デザインは0.5mmの3D深層波をシミュレートしたといいます。歩留まり率は20%以下で、職人技クラスの仕上げになっているとのこと。

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高度な技術で背面は作られている

 なお、Xiaomi 15は6.36型、Xiaomi 15 Proは6.73型ディスプレーを搭載。カメラはどちらも5000万画素3つで、Xiaomi 15は望遠が3倍、Xiaomi 15 Proは5倍です。どちらのモデルもSnapdragon 8 Eliteを搭載するハイスペックなモデルです。

 Xiaomi 15シリーズが日本で出ることは今のところなさそうですが、このデザインはちょっと気になりますね。

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ハイスペックなスマートフォンにデザイン性を与えた

筆者紹介───山根康宏


 香港在住の携帯電話研究家。海外(特に中国)のスマートフォンや通信事情に精通。IoT、スマートシティー、MaaS、インダストリアルデザインなど取材の幅は広い。最新機種のみならずジャンク品から100万円のラグジュアリーモデルまであらゆる携帯電話・スマートフォンを購入する収集家でもあり、その数はまもなく1800台に達する。

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