アップルは2025年に追跡機能を大幅に向上させた第2世代AirTagを発売する予定だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が12月15日のニュースレターで報じた。
同氏によると、新型AirTagはアップルの第2世代UWB(超広帯域無線)チップか、それと同等の技術を採用するという。
このチップはiPhone 15以降とApple Watch Ultra 2に搭載されており、現行モデルのAirTagに搭載されている第1世代UWBチップと比べて最大3倍の通信距離を実現するとされている。
例えばiPhone 15とiPhone 16では、最大約60メートルの範囲で探索ができる。新型AirTagはこれと同じ範囲をカバーできる可能性があるというわけだ。
なお、同氏は先月、新型AirTagが2025年半ばに発売されると伝えていた。通信距離の改善にくわえて、ストーカー対策として内蔵スピーカーを取り外しにくくする設計になるという。ただし、全体的なデザインに大きな変更はないとされている。