アップルは過去に販売していた無線ルーター「AirMac」の新型は開発していないものの、無線アクセスポイントとして機能する別の製品を開発中だという。米メディアBloombergのMark Gurman記者が12月22日のニュースレターで伝えた。
同氏によると、アップルは「Proxima(プロキシマ)」と呼ばれる自社製の無線通信チップを開発しており、このチップはApple TVやHomePodといった家庭向け製品、さらにはiPhone 17やMacにも搭載される予定だとしている。
Proximaチップを搭載することで、理論的にはApple TVやHomePodを無線アクセスポイントとして機能させることが可能だという。これはGoogleが過去にWi-Fiルーターとスマートスピーカーを組み合わせた製品を発売していたのと同じ仕組みだそうだ。
ただしGurman記者は、仮に今後発売されるApple TVやHomePodに無線アクセスポイント機能が搭載されたとしても、それは目玉機能としては強調されない見通しだとも伝えている。