バス・地域鉄道向けICOCAシステムの開発・展開を進めるJR西日本とJR西日本テクシアは、専用ウェブサイト上で定期券を購入、カード型やスマホのICOCAで実際に利用できるシステム「iCONPASS」を提供する。その第1弾として、三重県の三岐鉄道での定期券発売が1月15日に開始される。

　iCONPASSでは、利用者が専用サイト上でユーザー登録および、自分が持っているカード型ICOCA、もしくはモバイルICOCA／Apple PayのICOCAの番号登録をする。

　その上で定期券を購入すると、駅や列車・バスの車内などに設置されたICカードリーダーに、登録したICOCAをタッチすることで改札を通過できるようになる。

　今後の展開としては、高齢者割引の乗車券購入時にマイナンバーカードによる本人確認を可能にするなど、従来は本人確認のために有人窓口を必要としていたケースでの販売にも対応する予定。