ZTEジャパンは、同社のプレミアムブランド「nubia」の国内本格展開を開始。スマートフォン2製品「nubia Flip 2」「nubia S 5G」はY!mobile(ソフトバンク)から1月16日に販売される。さらにAndroidタブレットの「nubia Pad SE」も用意されている。
再びZTEから登場の安価な折りたたみスマホ
サブ画面が3型となり、アプリの動作が可能に
折りたたみスマホと言えば、高価な印象が強い中、Y!mobileでの販売価格は6万3000円、MNPでの契約時は4万円を割るなど、その安さが話題になった「Libero Flip」。その第2弾はnubiaブランドに切り替わったが、お手頃な価格はそのままに性能的に進化を果たしている。
まずは価格面。Y!mobileでの価格は新規/MNP契約時に6万4080円。「新トクするサポート(A)」を用いると、2年間は1万9680円(820円×24回)で利用できる。
nubia Flip 2における最大の強化点はサブ画面。従来モデルでは丸型のディスプレーでアラームやカレンダーなどの一部の限られた機能がウィジェット的に利用できただけだが、新モデルでは縦型の3型ディスプレーを搭載。画面サイズ的な限界はあるものの、各種Androidアプリが自由に動作できるようになっている。
また、前モデルと比較すると、ヒンジの改善で画面側の折り目を25%改善、画面の傷への耐性を2倍強化などが変更されているという。
そのほかの主なスペックは、6.9型有機EL(1188×2790)、SoCはMediaTek Dimensity 7300X、6GBメモリー、128GBストレージ、5000万画素カメラ(+深度センサー)、3200万画素インカメラ、4300mAhバッテリー(33W急速充電対応)、FeliCa、Android 14など。
エントリークラスの5Gスマホや11型タブレットも登場
nubia S 5Gは、エントリークラスの大画面5Gスマホで、6.7型フルHD+液晶に加え、防水防塵やFeliCaもサポートしている。
主なスペックは、SoCがUNISOC T760で、4GBメモリー、128GBストレージ、メインが5000万画素のトリプルカメラ、5000mAhバッテリー(22.5W充電対応)、Andorid 14など。側面にユーザーが設定したアプリを素早く起動できる「スマートスタートボタン」が用意されている。
nubia Pad SEは11型(1920×1200)のAndroidタブレットで、2万9800円という安価なWi-Fiモデル。7.65型の薄型設計、クアッドスピーカー、7510mAhバッテリーなどの特徴を持つ。SoCはUNISOC T760で、6GBメモリー、128GBストレージなど。